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55/145

その55

自分の居ない2日間で何があったのか

おばちゃんとガーディアンから

話と実情を聞く。要約すれば、


○塩の味付けでは物足りなくなり、

黒い汁(醤油)をもとめて廃教会に

いる? 俺を探している。


○葉物の美味しさを知り、今まで農作

物の買い叩きをしてきた村長に

詰めかけようとしていた。


○葉物のお浸しはほぼ全員が食べたが

ベーコン巻きやかき玉汁は一部の

人しか食べてないので、食べたこ

との味自慢をして喧嘩になった。


深刻なのは村長に詰めかけたことだな

やはり醤油で揉めごとになったか。


乾燥した香辛料なら持ち運びが容易だろう。

醤油はこちらにも似たようなものがあるかもしれない。

だが最果ての村に鮮度管理をしながら運搬するメリットがない。

あの時、芋の試食もして醤油以外の

調味料を出していたら、

騒動はこれで済まなかったかも...


よし、この問題は醤油を提供すれば

道筋が拓けるかな? 多分。


であれば、村を存続させるよう

一歩ずつ前に進めていきたい。


おばちゃんに、集落へこちらから連絡を取る手段を尋ねる。


「集落からの赤旗に対し、村からは

青旗を用いる。

ただし、村の入口ではなく、旧街道

で村から町へ続く中間の石塔に掲げ

るんじゃ。

石塔には引き出しがあって、青旗が

しまってあるし、

伝達物を入れることも出来る。

今までは、村から集落におる親族に

慶弔を知らせたり、

国の新しい決め事を伝えることに

利用した。

毎朝、集落の誰かが石塔を確認しに

きとる。

昼に青旗を掲げても、伝わるのは

翌日ということじゃな。 」


紙ではなく、大きな葉(手のひら大)に木ヤニを溶かし、筆で書くのが

主流だそうな。


集落で懇意なのは、村長の奥さんの

兄がまとめ役のとこらしい。


おばちゃんに「試食があるから昼頃

村に来て」と書いてもらった。


「集落にも騒動が...」と危惧する

おばちゃん。それも承知の上です。

今は夜だし、自分じゃ無理なので

ガーディアンにお願いした。

おばちゃんには昼前に廃教会へ来てと

頼んだ。

「わしゃ知らんぞ」と言いながら

帰っていった。


翌朝


控え室で目を覚ます。

枕持参だったので、それなりに休めた

(扇風機のおかげもあるが)


今回は歯みがきからシェーバー、

タオルや着替えもあるから一安心だ。

水はミネラルウォーターを使った。

(川への水汲みは面倒だったので)

サッパリしたところにセムジュが


「おはようございます。どうやら

集落の方々は、かなりの人数のよう

ですぞ 」

と声をかけてきた。

ガーディアンが確認したんだろうな。

人数はコレと書いてなかったのも

悪いが、

大所帯で来るのも如何なものか。


.....


1時間後、村の入口には30人前後が

やって来た。

「んん?? ありゃ確か、.....

違う集落のまとめ役が混じっ

ておるぞ 」


おばちゃんに振り返ると

「今回は下手なことは書いておらん」

と暴露してきた。

ハア、取り敢えず応対してみるか。

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