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50/145

その50

「久しぶりに酒を飲んだし、長話も

したわい。またの 」


やはりハイだったのか、

陽気な顔して去っていった。


話と見た目から考察すれば、

やはり村長には良識があるようだし、

周りの連中は見たまんまだな。

彼ら以上に強い賊が現れたら、

裏切ったり、逃げ出したりしそ..う.

うんっ、???....

...

そうか!! 時間稼ぎか!!!


「どうかしました?」と寄ってくる

セムジュに聞いてもらう。


「確証はないが、村長の狙いがこれだ

と読めた気がする。

ハッキリ言っちゃ悪いが、この村に

資産価値は無い。

それでも賊が来るとしたら、やはり

越境逃亡する為だろう。


前の賊みたいに、人質を盾に案内を

要求するならまだしも、

見せしめに何人かを殺し、用を済ま

せば口封じではたまらない。


村の入口から襲撃されれば、周りの

はては林にいきつき、逃げ場を失う

残りは山道だけだ。

だがこれは下策だ。

そこから逃げたとしても、

賊にとっては目的地だし、

女子供では直ぐに追い付かれる。

そこで舟だ。

山道とは反対だし、時間稼ぎをして

川を下る。これが逃げ出すのに

有効だと村長は判断したんだろう。

村人全員は無理としても、全滅は

回避できる。

ただし..... 」


「勝てぬと判断し、命かわいさに

我先にと逃げ出す。舟を使って。

と言ったところですかな 」


セムジュが肩をすくめてジェスチャー

をしてくる。

まあそうそうある話でもないが、

命を賭けてはくれなさそうだし、

害獣駆除もどこまでやってくれてるか

極めて未知数だ。

すべてがゴロつきとは思いたくない

ものだが、調べられないだろうか?


それで悪しき買取りは終わりを見せ、

悪循環は断てるかもしれない。

だがもしかすると、

ゴロつきを排除した結果が、

村人不足に陥り、サンザ村が集落に

なる可能性もある。


対処法をセムジュに尋ねると

「成る程、可能性は充分にあります」

と太鼓判を押してくれた。


よし、明日が来たら一旦帰って

対処に乗り出すか。

そう思いつつ、壁に寄りかかって

眼を閉じた。

火曜日に退院しました。

検査で良好。直ぐ退院とはいかないんですね。

生活習慣やその後の体調管理に

カウンセリングを受けないと

みたいな感じ。

その後は市役所や勤め先、保健事務局

等、書類の申請で大あらわしました。


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