その41
セムジュが半日早く来たお陰で
倉庫の中が少し片付いた。
(おお助かりだったけど)
次の目標は、3回目の往来に向け、
必要なこと、すべきことをノートに
書き出すことにした。
翌朝、ノートを手にホームセンター、
倉庫型物流店、100均を巡る。
その間、スクーター用のバッテリーを
充電させた。
最後に来たスーパーマーケットで
向こうの食糧事情を鑑みる。
セムジュに聞いたら、
「食事は専門外です」とのこと。
まあいきなり食べ慣れない物は
受け付け難いよね。
となると、ジャガイモとほうれん草に
合う調理がいいか。
「塩茹でした普通の野菜」だったし、
濃い味付けは、吐くかも知れない。
調味料は「さ·し·す·せ·そ」プラス
胡椒で挑戦してみよう。
自分的にはバター、タラコ、ベーコン
も良いが。
お試しということで、やってみるか。
マヨはいけるか?
卵はどうなんだろう?
セムジュと目が合うが、
「門外漢です」...はいはい。
そう言えば、集落との取引に、
「干し魚」があったけど、どんな感じ
かな?
「一夜干し」じゃ内陸まで保たないし
「塩鮭」位のものかな?
或いは天日干した「アジの開き」みたいに、多少の気温でもO.Kなものか
ん? 川にも魚はいるんじゃ?
またまたセムジュをみるが
「管轄外です」...
よく日本語をご存知で....ハア...
三種類程買ってみるか。
肴があると「酒」は嗜むのか?
「酒かぁ、...」
「酒のことなら何でもお聞き下さい」
はやっ、...
こちらは聞かれるのを待っていたようだ。
「あちらは花の蜜と麦芽を用いた
甘いお酒が基本です。
アルコール度数も低く、幾らでも
いけてしまいます。
醸造している所が限られるので、
それなりの値段となりますが。
こちらのビールよりも、赤ワインや
焼酎割りのほうが、受けがよいかと
無論、私はビールでもいけますが」
ありがたいような、微妙なとこだな。
フルーツチューハイもいるかな、
よし。
あとは禁断の化学の結晶、
赤いフタの小瓶は通じるのか?
業務用スチロールに保冷剤と詰め、
倉庫へ車をはしらせた。
赤いフタ付きは
「アジ○素」
定番ですかね。




