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34/145

その34

「有り難うございます。それでは金曜

日、届けに上がります 」


あれから3日が過ぎ、昔に戻ったかのように外回りをしている。


「うぅぅぅぅぅん。はぁぁっ」

ハイエ○スに乗るまえに、おおきく

伸びをした。

よし、あと1軒でおわりだ。

肩を回しながら運転席に乗り込む。



..........


捕まえた4人は「村長」側の人間だった。分からんけど。

当初は悪態をついていたが、教会の

「従者」に対し、罪を犯したことを

知り、皆一応に青ざめた。


おばちゃんが

「次やったらタマを切り落とす」

という血判を押させて解放したらしい。 コワいな。

その夜、日を跨いだので帰ろうとしたら、セムジュの顔色がすぐれない。


「納得してないんだろ?

7日待つよ。そしたら倉庫にきてく

れ。

干渉しないで成り行きを見守るが

ベストだけど、程々にね 」


「オレじゃ「扉」があけられないよ」

と言うと、驚いたセムジュだったが

多少憂いが晴れたのか、


「有り難うございます」

その一言を発して扉を開いてくれた

振り返らず、ヒラヒラと手を振って

あとにした。


.......

....


..................


明けて4日目、今日は「内田機械」

から納車の予定だ。

朝一番に倉庫に訪れ、待つこと30分

「あれ、今日だったよね?」と

疑いだしてるとスマホが鳴る。


「スマン、安全第一にゆっくりきたら

通行禁止時間に引っ掛かった 」


1時間後にいくわ、と言う会長の声に「ああっそうだった」と思ったが、

エッ、会長も来てんの?

会社ほっといて大丈夫?

まあ趣味人なトコあるから、皆、

諦めてるんかも。 ハア。


1時間後、工事用の重機を運搬するようなトレーラーがやってきた。

片側1車線の為、時間を掛けながら

駐車スペースにバックで入ってくる。

挨拶してる間もなく、次々と下ろされていく。

すぐにトレーラーが帰って、今度は

2tトラックが入ってくる。

こちらは予備バッテリーとオプション

だな。こっちに会長がいた。


「こっちの荷物は中にいれちまうのか

どうするよ。ホレ、社長さん 」


意地悪っぽく言ってくるが、社長じゃ

ありません。歴とした従業員です。


「お願いします。あと出来れば梱包も

外してもらえれば助かります 」


海外にもってくんだろ?の疑問に

僻地だから別の梱包が必要だと言ってたら、納得してくれた。

運搬時に支障がでたかの

動作チェックもしてくれた。

異常ナシと。


お昼過ぎまでかかったので、「近くの店で食べてきませんか?」と誘ったら


「午後から別の納品があるんや。

気持ちだけもろとくわ 」

と会長がカッコよく決めたが、他の

人達からブーイングが。


結局、早く食べれる牛丼屋に皆で

行きました。

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