未確認猟師と未確認猟果
※本作品はフィクションです。
※実在の人物、団体、事件、地名、技術、科学的根拠を保証するものではありません。
※また、取材の過程で入手した情報が一部反映されていますが、
※別の地名・時代・人物の話を複合的に盛り込んでおり、実際の出来事や法律と一致するものではありません。
※法律・植生・科学的事実について裏取りが出来ていないものを含む「創作」「ファンタジー」であることをご理解ください。
※偶然書いてあることが何かに一致しても真実だったり嘘であっても著者は一切責任を負いません。
自立的に食料が供給できる生態系みたいなシステムを作りたいと思って
まず山を用意して、そこにお試しの作物を植えた。
バジルとか、トウガラシとか、パセリとか。トマトとか。トウモロコシとか。
襲撃された
そう、現地の鹿に襲撃された。
獣害は農作物被害が約200億円(平成25年、環境省発表)も出ていて、林業では約8000h。
林業1haあたり200万円程度の予算をかけて育林する(平成18年8月、25年生の場合。愛知県林務課調べ)と考えると、
実際には育ってから被害に合うわけじゃないから、かなり実態より多い乱暴な掛け算だけど、400~1600億円くらいの被害額。
それに対して獣害対策費としてはシカによる森林被害緊急対策事業で2億円、鳥獣被害防止総合対策交付金で95億円もかけて国として対策している。
だから、野生動物を捕ってくれる猟師がいて、そういう人に頼もうかと思って調べた。
でも、”猟師は職業としてほとんど成立していない”ことがわかった。
「シカやイノシシの猟を猟師がするのでは?」
ちょっとウチのバジルちゃんが食べられたから犯人鹿を捕まえて、って言っても誰も来てくれない。
だって、山奥だし、暇な猟師がいないし、頼む仕組みが無いから。
でも、そこで私は考えた。”このピンチを、チャンスにしよう。私が欲しいものは、きっと他の人も欲しい。”って。
銃の所持は20歳から。年齢は問題なかった。
でも、特に運動が得意でもない、車一つ持たない都市住民の取り組む狩猟は、失敗のフルコースといってもよい、鳥獣行政だけでなく、日本の都市と過疎、山地の生活に向き合うことだった。
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獣害対策費としてはさらに平成28年度補正予算で森林被害緊急対策事業と鳥獣被害防止総合対策交付金で合計10億円出ています。
加えて、全て獣害対策というわけではないけれど、平成29年度には治山事業600億円(の一部)、森林整備事業1203億円(の一部)と
それぞれの平成28年度補正予算で合計410億円から一部出ていて、そういう周辺予算も含めて、国として対策しています。




