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宇宙の月陽に照らされて  作者: 伊集院 大和
99/111

何も無いのが不思議な程









早朝も四時を迎える二分前に私は起きたようで

今日で それも三日目になるようで

スマートフォンにて時間を確認後


どうやらまた眠りの世界に引きずられて

五十分後に現実の世界へと帰ってきた


暑さに耐えかねて

付けていたクーラーの電源を落とし


窓を開けて 朝方の空を眺めると

近くの雲が 朝焼けの赤を纏い

濃いめのピンク色に染まっている


遠くからでは有るが

その雲を一枚写真に残し


もう一枚 取ろうとした瞬間に

二匹の鳥が空を飛び遠ざかって行った


カラスが数匹 朝焼けの空に

何かを知らせるように鳴いている


まだ陽の昇らない朝方の空は

昼間ほどの湿度も湿気も無く

なんとか快適に過ごせているが


昨日の気温の高さは 昔に比べると

まだそれ程高く無く

観測された最高気温41度 というのも

過去にあったような気がするが

そんな過去も何処へやら


私の過去の職場の最高温度は52度だったので

直射日光からの気温とは異なるが

その52度を体験しているので

何処かの外国の気温にも

耐えれるのではなかろうか


木々が減っていき 住宅が増え始め

砂利の路面がアスファルトの路面へと

時代が代わり


風通しの悪さを感じ

高校生になった頃にこの部屋に住むようになり

夏場はクーラーを付けていなければ

額からは汗が流れ落ち

着ているTシャツも替えが必要な程である


アジアの映像を観ていると

天井にプロペラが付いていて

あれは一体何なんだ



そして ネット環境が揃うようになって

ネットにて比較的安い値段のプロペラを探し

クーラーを付けなくても

プロペラの風だけで快適に過ごせている


これもまた 陽が昇れば 気温が高くなり

いつもと同じ様に クーラーを付けても

涼しくも感じること無く 過ごさなければならない



あと数日で八月から九月に変わって行くが

九月になってもまだ夏日は続くのだろうか


また十月になれば

夏には緑だった葉も 色を赤に変え

冬支度の落ち葉へと変わり

気温も少し肌寒く

木枯らしの季節へと変わって行くのだろうか


この数年 夏から気がつけば冬へと変わり

秋を感じる間もなく 正月も仕事をしているが

一年と云うのは あっという間に早く過ぎ

一日一日を踏みしめて過ごせて居ない気がするが


子供の頃は過ぎて行く一日が長く感じ

宿題もせずに遊ぶ夏休みに

後から 必死になっていて結局終わらずで居た


宿題も無く 夏休みも正月も無い

一日しか真面な休みが無く

何故か疲れているストレス社会


見る度に増えている

市民を代表する筈の奴等の不祥事や

常識では有り得ない 恥ずかしくも感じないのか

芸能人の不倫の話

人の命を殺めておいて逮捕もされない輩がいる

それもまた特権なのか


テレビでもネットでも

真実の掴めていない似非な情報が飛び交う


いつ飛んでくるのか判らない

不法投棄の塊に脅かされる筈の日本が

平和に過ごしている


何も無い夏を迎え

また一年と過ぎて行く


漸く 空も明るさを取り戻し

久し振りに鳥のさえずりに耳を傾けながら

飲み残した昨夜のコーヒーに朝を迎える











読んでくれて有難う御座いました。

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