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宇宙の月陽に照らされて  作者: 伊集院 大和
98/111

雨上がり







容量オーバーで 使えなくなった

ポケットウィフィに

外での使用を諦めていた三日間



梅雨の頃のように

空には雲が多く

背景の山脈も 霧に包まれた

墨で描かれた山のようであった


高速を走りながら空を観上げると

3箇所に別れた雲から

地表に霧が降り注いでいるように観え

それはどうやらゲリラ豪雨のようで


私は雨に打たれることもなく

その日 1日を乗り越えたが


朝のラジオDJの話す内容に

気になる所があった


地域により 異なるが

昨日は 大規模停電があったらしい


大規模停電のあった地区は

その後 停電も解消されたのか

その停電は 夕方のゲリラ豪雨の雲と

何か関係があるのではなかろうか


時間も夕方から 夜に変わり

何時も空いている筈の

直線の大通りへ出ると

珍しい事に殆ど動かない30分以上の

渋滞に また私の手はラジオのボリュームを上げ

夕方から話す 何時ものDJの声や音楽に

耳を傾けていた


ラジオから流れる

初めて聞いた曲の詩に

ハローもグッバイもサンキューも言わなくなって

そんな歌の詩と リアルを重ねていた


今までの行動からなる言動や

してあげた事が当たり前に変わっている現実に

ありがとうも笑顔もなく

過ぎていった横顔

何かに対して不貞腐れている顔や

何かに対しての有り得ない言動に

人の振り見て我が振り直せの言葉のように


私はそれを観て変わっていったのだが

言葉にせずとも態度や顔に出ている現状に

やられたらやり返すの言葉の様に

少し真似をしてみたが

自身の態度や不貞腐れている顔に

原因がある事に気付かぬか


昔の私の様に 休憩もほぼ無い現実を忘れたか

それとも 自分じゃないから関係ないの過去か



何もかも1日が終わり

今こうして私は執筆をしているが

昨日の出勤前も 目覚ましよりも2分早く起き


そして今月の真面な休みは今日だけで

目覚ましも合わせていないのにも関わらず

何時も起きる時間よりも2分早く起きてしまった


ベランダへと出て見ると

雲間の多い空の隙間に

揺れている様にも観える星が輝いていた


すぐ近くにはぼやけた様な空気があり

モヤモヤと揺れ動く空気に

これはまた何時かの霊道ではなかろうか

涼しい風も流れない 湿度の多い日


今年も何も無かった夏

変わらずの現実にうんざり来ている








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