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宇宙の月陽に照らされて  作者: 伊集院 大和
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夢に起きて







夢の中で 空を飛んで 想いを残した土地に

行くのが楽しみで

現実の世界よりも 夢の中の世界が

唯一の楽しみだった時もある


駅の長い エスカレーターから

落ちる夢を観た覚えもある



夢の中に白い雪が積もっていた事もあった



色んな夢を観ている度に

夢の世界の色が現実と近くなり

現実の世界と同じように 視点も一人称視点で

歩く 走る 窓や扉を開ける

聴こえる声 肝試しのように驚く感情も

寝ている時の夢の世界でも

現実と変わらずにあった



そんな中

度々 観掛ける 夢の中での現実とは違う家や

夢の中で観た 町並みを再確認するために

昔 住んでいた場所へ車で旅する事もあった


やはり現実とは違う世界が夢の中に広がり

現実の時間では移動するのにも

数時間は かかる筈の距離でさえ

寝てから起きるまでの数分や数時間で

その世界を旅する事は よくある話である



そして夢の世界について最近 気が付いたのだが


何百年 何十年と続く 人間の身体の中にある

遺伝子は 先祖代々から受け継がれたものであり


夢の中で観た 古臭い建物や

実際には存在しない筈の 現代に置いて


夢の中で観た建物や その内部を移動したり

建物内での行動は 遺伝子からの記憶ではなかろうか

そう思う様に 変わっていったのである



そして 私の母方の育った家は

東北秋田に 今も親戚がいて

ネットで検索すれば出てくる名家であるが


私もまだ関東に住んでいた時代

そして関西に住むようになってからと

毎年 夏休みになると ブルートレインに乗り

秋田の親戚の家に度々出掛けていたが


私が夢の中で観た 家は

夏休みの度に 訪れていた家の内部とは

全然違っていたが



私が夢の中で見た家は

その当時の現代よりも

遥か昔の時代の遺伝子の記憶が

私の夢として

夢の中に観た光景だったのではなかろうか



母方の兄 私からすると伯父に当たる人が

長男という事もあり

先祖がどういう人物だったのか ということを

調べていたみたいで 新潟にも医者の親戚がいて

そちらの方の協力も得て ある程度までは

調べる事が出来たが 先祖が何処の武将に支え

何をしていたのか


丁度その頃 私は 家系図より

調べていた先祖をネットの中に見付け

端から 現代までの繋がりを見付け

遠く北海道に住む 伯父に 電話でその事を伝え


では こっちが調べたのも見つかるのではないかと

調べてくれないかと言われ

先祖の名前が載った 手書きの何代目 何代目と

書かれた物をネットにて調べたが

なかなか簡単には見付からずに 今に至る


父方の 島津からなる伊集院を調べ終え


やっと本格的に母方の先祖も調べていかないと

いけないのかもしれない

夢の中で度々観掛ける 木造の家や屋敷

内部を散策していく夢の中で

現実には証拠となる物を持ち帰ることも出来ないが


現実の世界において

夢の中で観た景色などを もう1度再現出来る何か


夢で観た事などを録画保存出来る機械が有ればと

長い間 想っているのだが

夢を形にするのにも

まだまだ時間がかかるのではなかろうか


観たい夢を自身でコントロールすることは可能だが

夢を保存する機械が 世の中に流通するのには

あと何十年かかるのだろうか






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