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宇宙の月陽に照らされて  作者: 伊集院 大和
86/111

空との境界線を観つめて






台風の上陸した日よりも

数日前の2日と短い連休の日


8月になっても梅雨明け前と

変わらぬ感じの続く昼間も

漸く夏らしく感じ


今日のこの空であれば

夜は青空のままで有ろうと

期待も叶った たった2日間ではあるが



台風が過ぎても 晴れ間も無く

梅雨の頃と変わらぬ雲間の空に

たった2日に観た何かを描か無ければ

そう思っていたのも束の間


相変わらずな労働や拘束時間

休憩もほぼ無いに等しい状態に変わった現在

疲れ果て 起きれば次の日の仕事と言う

残念な日々を過ごしていた

夢を観ても 憶えているのが奇跡でもある


自分にとってプラスな方向に

何にでも捉えなければ

落ちれば落ちるほどマイナスに悩んでしまう


ネガティブやポジティブと言う言葉が

普通に使われているが

そんな欧米化された言葉を使う

人々に囲まれて過ごした訳では無いので

今でもリアルに使うことは無く

意味を知ったのも最近である


敢えてプラスやマイナスと描いてはいるが

リアルの私は

良い方向に 悪い方向にという言葉を使用する


ネットとの手相の見比べにしても

私の実体験からなるスピリチュアルな事にしても

私の想う情報でなければ

想う情報に当たるまで探し続け

手相も日毎に変わって行くのである



台風の日よりも数日前

奇跡的に青い夜空を観る事が出来た


ベランダから

僅かに観る事が出来る空に


昼間は白い月が浮かんでいた

時間と共に月にはLEDの様な光が

月の裏からスイッチを入れた様に

白く月が輝いていた


そんな白い月の夜を

いつもの様に何かに起こされた夜中に

風に揺れ おいでおいでと

言っているようにも聴こえた

風鈴の音にベランダへと向かったのも1日目



その後 私は

夜空に何かを観る事が出来るのではなかろうかと

自分の部屋の窓から 晴れた日には

数十キロ先にある神戸に

連なる山々を見渡せる

そんな部屋の窓から

薄く雲の掛かった空を

三十分は観ていたように想う


部屋に戻れば また風鈴の音が響き

網戸を明け 窓枠から顔を出し


途端に風が吹き

私を待っていたかのように

風が 薄い雲を少しずつ

視界の先から遠ざけ


星が1つ また1つと

揺れて去る雲間から 少しずつ観え始め


天気の良い日の明け方にはいつもの様に観る

一際明るい星も

その日は一番先に発見出来たが

夏の頃には左の方角に有るが

まだ空も梅雨の時期になる前の3月頃は

一際明るい星は 現在の位置よりも右に有り


詳しくは知る事も無いが

その一際明るい星は 火星とか金星とかの

名前が付いているようで


では 肉眼でも観て取れる星達も

何かの惑星なのではなかろうか

そう想ってしまうが

あれは 何ていう名前の星だ

あれは 何 何 だと

マニアのように 詳しくも知る事は無い


実際 たまに観る 北斗七星もオリオン座も

どんな形をしているのかも

ネットや本で観なければ 分からない現状である


風に揺れ 去っていく雲に

観え出した星

更に上に 左右へと 見えて来る星

赤く見える星もあり


そんな僅かな夜空に

始めてフライト24を知った


視界の先を飛ぶ 赤い光に

ストロボの点滅を輝かせ

遠くは台湾からの飛行機が

私から遥か数十キロ先に飛んでいた


願えば 一瞬光っては消える銀色の光

その光と飛行機の違いも分からなければ

描いている意味も全く無いのではなかろうか


宇宙ステーションや

人工衛星の通る航路と言うべきか

そんな道筋もネットの検索の果てに知り


見付けた航路の情報にも

当てはまる物は一切なかった

未確認の物体が 星達の間を過ぎて行ったのが

1日目


そして フライト24の存在を

ストロボの光により 知ったのが2日目であるが


その光が去った後も

願えば一瞬光 空ではあるが

私には UFOや宇宙人と

連絡を取り合う事が出来る力が有るのだろうか


視界の先の直線と空との 間を観ながら

歩いたり 運転したりする毎日の中

溜まったストレスを解放するのは

何時の日からか分からないが

スピリチュアルと空に浮かぶUFOを観る事と

起きている時も夢を観て 想像の世界に

生きている そんな一瞬の時が

私をストレスから解放させているのである





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