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宇宙の月陽に照らされて  作者: 伊集院 大和
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雨の後 暑い陽射しの中で








今から 数日前の夜中 二時頃



突然のゲリラ豪雨が

家の屋根を打ち付け


勢いの有るゲリラ豪雨の雨音の中に

起きる予定では無かった 私は


意識が完全に戻って居ない

眠気のまだ残る中


ゲリラ豪雨の大きな雨音の中に

雹が混じり始め


雨音に混じる雹の音が

次第に 雷鳴を呼び


二度程 地面を揺らした雷鳴の中に

私は また夢の世界に戻って行った



突然の雨音に起こされてから一時間後

いつもの様に仕事に向かう為

小雨に変わった中を自家用に乗り

会社へと向かった



青空の観えない 雲一面の空の下に

小雨に変わった 道なりに木の生える通りを

車で走る中に 鳥のさえずりと共に

雨音に負けない様にと鳴く 蝉の声を聴いた


梅雨明け宣言から数日たった現在


空一面に雲が架かる朝方に

場所により 雨も降る地域も有り


あくまでも予報であるが

スマホでの天気予報と現実を比べ

天気予報が外れている事実に


先週の夜中の神戸での突然のゲリラ豪雨に

つい数日前の夜中のゲリラ豪雨も

ニュースにもなることも無く


外れた天気予報は何も無かったかの様に

右から左へと受け流されていく現実を思い知った


陽が昇れば 次第に雨も止んで行くと思っていたが

山手から海側の街に向かう為に

早朝からの高速を走っていたが


水捌けの悪い高速の上は


ビート板を持って来ていたら

高速の波の上を まるでサーフィンの様に

立つ事が出来るんじゃないかと


それ程 水捌けも悪く

運転している車のタイヤが

横に流されそうになる程で有った


空一面に拡がる雲の下

雨は次第に止み始め


時間も午前十時頃には

少しずつ青空も観え始めてきた


この所続く 早朝の曇空の晴れの日

次第に青空に変わって行くが


梅雨明け宣言前の頃より

湿度だけが変わったお陰で

仮眠をする時も 前程 汗を掻く事も

少なくなった様に思う



軽く窓を開け 道路を走っている車内に

突然 蝉が入って来る事も有り


耳の近くで鳴く

羽をバタつかせている車内の蝉に

煩いなと 思いつつも 手で払い除けることはせず

少しの時間を 蝉と過ごした


暑い陽射しの中

私の隣に居座っている蝉の声に

あぁもう直ぐに 八月が来るのかと


この蝉の短い生命に

蝉は何を残して去っていくのか

そして私達 人間は何を遺せて行けるのかと

そう想っていた矢先

蝉は 大空へと帰って行った











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