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宇宙の月陽に照らされて  作者: 伊集院 大和
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靭のハミング




昼まで降っていた雨もいつしか止み始め

空には晴れ間が観え始めた



そして何時もの配送の片付けも終わり

毎日の様に付けられている

その後の仕事の為に 高速に乗り

何時もの積み込み工場のある付近へ辿り着き

今日も何時に帰宅できるのか

そんな不安の中 眠りに就いていた


普段なら夕方の五時まで仮眠出来るはずが

眠りに就いてから僅か十五分で

眠りの中を一本の電話に邪魔されたのである


着信の音が嫌いでワザと音を鳴らさずに

音量をゼロにしているはずなのだが

着信があると何故かいつも反応してしまう



電話の向こうの相手は会社からであったが

寝ている所の眠気眼を

覚まさせるような内容であったが

理解するまでに時間がかかったのである


いきなり行ったこともないコースを言われ

行く筈だったコースが外れた事も訳も

何も言われず こっちが言う事に対して

全く口を挟むことなく言いたい事だけ言える


中に居る 誰々に聞いたらわかるから

その言葉に 休憩も仮眠もその場で奪われ

即座に場所を移動した


その後 聞いたらわかるからと

言われた相手を見つけ事情を話したのだが

その相手には行ったことないでと

返されたのである


電話で聞いていた総数量の重さも

二百キロほど違いがあり

仕方なくが半分 いきなり知らない所に行かされ

しかも1人で手下ろしとなると

怒りが半分増えたのである


場所もなんとか聞くことが出来て

マップに誘導されながら

全然違う道を提示してくるマップに

思わず突っ込みを入れてしまった


その後 汗だくになりながらも

なんとか作業を終えた


その後 会社へ帰るために

海側の高速道路に乗った


道なりに高速道路を走り

海の向こうに見える灯台を見つけたり


夜の港の灯りの遥か向こうに

淡路島を目視した

左手には いつかの恋人と行った

テトラポッドの隙間にヤドカリを見つけた浜があり


そんな高速道路からの風景を観ながら

トラックは東の方角を目指した


暗闇の中に光る 観覧車を遠くに観ながら

トラックは合流地点に入り

道なりの直線道路を走って行く


海側の町並みから

景色も ビル街へと移り変わり

最後の合流地点の看板を左手に確認し


高速道路から観えるビルを観ながら走っていると

暗闇の中に遠くに見える飛行機よりも

早い速度で通り過ぎる

艶の無い黒い物体が

ビルの右側手前に確認出来た


その黒い物体には、四角い窓が

物体に沿って横に

三枚か四枚程付いているのが目視でも判り


その窓の中の灯りはオレンジ色に輝いていた

この速度ならビルの角に現れるはずだと

眼で追っていたが その後黒い物体を

確認する事は出来なかったのである


降りたとすればビル街の中に公園がある地域か

若しくはその後一瞬で消え去ったのだろう


普段は飛行機よりも遥か上空に観る

白く丸い物体や いつかの米軍の爆撃機の様に

銀色に輝く光を一瞬見ることがあったり


昼間なのに 遠くの空から

こちらに合図をするかのように一瞬光ることもあり


数日前 納品に向かう中

違う高速道路を走っている最中に

また空を見上げていた頃


空に一瞬ピカっと白く輝き

その輝きは縦に線を描き

上空へと消え去ったのである


その後 トラックの異常の為に

料金所を出てすぐの左側にて停車し

二十分程 時間を割かなくては

いけないことになったが


その時間を割いている最中に

進もうと思っていたトンネル内にて

片側車線を塞ぐ程の単独事故が発生し


その渋滞の付近にいて

納品場所への到着も思ったよりも早くに

辿り着いたのだが 事故渋滞のせいで

一時間以上渋滞の中に居たのだが



もし トラックの異常が無く

そのまま進んでいたら

トンネル内にての事故も

単独事故では無く 私のトラックも

事故に巻き込まれていたのではなかろうか


帰宅も夜の11時半になった先週の休み前から

一日明けて白い光を観た後の

トンネル内にての事故


そして昨日の夜7時半頃

高速の上からビル街を観ていた時に

右から左へと消え去った

艶の無い黒い物体と


過去の数々の霊体験

最近の霊体験では 薄黒い影を目視と

ネットに書かれている情報の現物を

この眼で確かに確認したのである


霊が見える人には

私が昨夜 観る事が出来た

艶の無い黒い物体も目視する事が可能である


そんなの存在しないとか

否定派の考え方の人には


信じる心が無いに等しいから

私と同じ体験が出来ないのである



昨夜の仕事での疲れもそのままに

夜中の2時半に起き


この話を描こうと思ったのは朝の4時頃


そして 私の部屋の窓のすぐ近くに

私に朝の挨拶をしに来てくれた

鳥のさえずりが聴こえ始め

その姿を確認しようと 一時クーラーを止め

窓を開けた


窓を開けた音に驚いたのか

鳥は 羽を拡げ 遠くに飛び去ってしまった


まだ世間の人は寝ている 時間も五時二十一分


急な仕事に仮眠をも邪魔をされた私は

今からまた 夢の世界を旅に行こうと想います


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