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宇宙の月陽に照らされて  作者: 伊集院 大和
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ほんの短い夏




数日前より 体調の異変に気付き


夜診でCTを撮ってもらい

本来なら映るはずもない箇所まで

撮影してくれた医者のお陰で

体調の異変の原因を見つける事が出来た


数日前より続いた痛みに耐え

しゃがむと頭痛になり

前頭葉から顔面左側が激しく痛み


私はもう時期

伯父や祖父と同じ場所へ行くのかと思ったが

年齢的にも程遠く

まだまだ行く訳には行かずに済んだのである


この激しい痛みは脳内より来ている

頭痛だと云う思いは半分

早朝より鼻水と仮眠の後に膿が落ちる事に

気付き出してから数ヶ月が過ぎ


頭痛を感じて一週間目にして

漸く病院へ行く事が出来た


夜診でのCTから3日後の今日に

歯医者へ行き 抜く筈の奥歯より先に

膿を逃してからの抜歯になり

膿を逃す為の逃げ道を作ってもらい


夕方より 漢方を処方する有名医の

耳鼻咽喉科で治療をして貰い

レントゲンの後にベッドに寝かされ

血圧を測ったり 鼻の奥に細い管を通され

痛みのせいで 眼から泪が溢れ

その苦痛にも4回ほど耐え

鼻の中に蒸気を通してその日の治療を終えた


十年ぶりに有名医に治療して貰ったが

小学生の時から通っていたが

こっちが大人になったからか

やけに医者の姿が小さく見えたのである


体調に異変や結果が訪れるまで

限界ギリギリ迄仕事をして

体調不良もそのままに

今回 病院や耳鼻咽喉科に通ってなければ

私の命にも影響が及ぼされたのではなかろうか


処方された一週間分の漢方薬を決まった時間や

食後に飲まなければならないが


食事制限もあるらしく

どうやら甘い物は 食べる事は禁止され

野菜を多く取るようにと指示を受けた


私は 肉よりも野菜が好きである為に

その食生活改善には問題はないが


甘い物には規制がかかり

酒もアウトであり

昨夜 ヤケで飲んだ赤ラベルの反応は無かったが

滅多に呑まないが

呑まないとやっていけない気持ちも解る


酒は百薬の長と言うが

酒は飲みすぎたら毒になり

適度に微量を呑めば薬にもなる


甘い物が禁止されているので

サロンパスの味がする炭酸飲料も禁止であろう


その後 家に帰り

量が増え 癖のついた髪を斬る為に

自家用に乗り 隣町の複合施設の中にある

お手頃価格の11カットを目指すのである



その複合施設へ向かう最中

いつも付けているナビのついた

カーラジオから私の住む住所が呼ばれ

投稿者名を耳にすると

三週間程前にリクエストした

私の名前がラジオのスピーカーから聞こえ


数年前に初めてカーラジオから流れる

FMでの曲を気に入り

リクエストしたのだが

その日にかからず右から左に

受け流されてしまい

リクエストした本人も忘れるほどである


数年前よりリクエストを始め

今回で6回程 名前を呼ばれ

リクエストした ほんの短い夏が

カーラジオから流れ

曲も最後まで聞き


その時間を担当していた歌手が

今日で最後らしく 番組の終わりに

丁度 良い感じで合う

私がリクエストした曲が選ばれ

曲の流れた後に色々と曲を交えて話をして

時間帯が変わる頃に番組も終った


そして私は 長くなり癖のついた髪を

風が通るような感じにしてほしいと

カットの際に 店員さんにリクエストをして

指通り滑らかの頭皮まで風を感じる事ができて

涼し気な夏を迎える事が出来るが


久し振りに観たテレビでたまたま天気予報があり

本日の天気予報と 現実は

大ハズレであり 現在蒸し暑い中に

タワー型の冷風機だけで

窓を開け 網戸にしてある部屋で

クーラーも付けずに 肌に軽く汗をかきながら

執筆を行なっているが


この部屋の暑さに耐えかねて

クーラーを付けてしまいたい気持ちはあるが


このクーラーも医者から禁止令が出ていて

本来なら健康だと思っていた私は

今までになかった軽度の病気が発覚し

診断で 喘息が見付かったのである


赤痢に始まり 結核に終わると

思っていたが この歳になり

喘息という軽度の病気に かかるとは

思わずに居た


結核の疑いを掛けられた時

私は いつの日かのドラマで人気の出た

フォークソングの女性歌手の歌に

出てくる詩のタイトルのように

サナトリウムに行き

涼し気な風の流れる療養施設へと

入院すると その時は脳裏に

療養施設の風景や景色を映像化したが


疑いは単なる疑いであり

紹介された病院での診断では

もう少し働いていたら死んでいたと云う

診断を受け 即座にその日から

10日間ほど入院し

現在は全て完治し その日から数年が経ち

今回 耳鼻咽喉科にて喘息が発見され


10日間ほど入院した頃は

肺胞に穴が空いて

痰に血が混じり

連日の様に過酷な労働の後に

自由を奪われ

ストレスを感じ

痰に血が混じるという結果に至った


そして本日見つかった喘息であるが

私の場合は軽度の喘息であり

数度と通院と漢方薬で治ると思われる


腰痛も 改善法で 治まり

肩のコリも 長時間労働の末に

重く感じた身体も前よりは楽になり


本来有るべき健康な身体を直に

取り戻すことが出来ると想われる


まだまだこれからも欲しい物を手に入れ

甘い物も食べれずに

この世を去るには まだまだ早過ぎる年齢


ハンドスピナーを手に入れ


幼少に頃に初めて食べた

ババロアを食べるまでは 長生きすると


心に誓い また気懈い早朝からの

仕事の為に 1日を早めに終わろうと思う




その後 私は 夕方の刻に 処方された漢方薬を飲み


冷蔵庫で凍らせた枕をベッドに置き


夜風に当たろうと 網戸を開け

微かに見える青空の暗闇の中


宇宙を見上げて 雲間に微かに光る

UFOからの光の信号を見つけ


この暗闇の青空を見続ければいつかは

リアルにUFOを近くに観る事が出来るかもしれないと

思いつつ 微かに遠く聴こえる 蛙の雨乞いの唄を耳に感じ

直に眠りに入るであろう




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