表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
宇宙の月陽に照らされて  作者: 伊集院 大和
53/111

最後の雨





梅雨という時期は 嫌なもので

連日のような暑さに


朝も昼も判らないほどの雲間に

漸く 陽の輝が観えだした夕方の空


一時 止んだ雨も 嵐の前の静けさの後に

18時以降に また降り出した


台風は直撃する事も無かったようだが

今 降っている雨は 台風が去っていく

最後の雨なのだろうか


雨が降っていない日でも

この時期は 晴れた青空を観る事は少なく

異常な程の気温の高さに

更に疲れ果ててしまったように思え


日焼けした肌を観ると

この台風が去り

数日経つと 梅雨が明け

夏が 直ぐそこまで来ているようにも想える



湿気と徐々に高くなる気温の中

私は 仕事の車の中で クーラーも廻さず

仮眠をしているが


連日の忙しさの中 帰宅も夜十時を越え

睡眠時間も真面に取れないような

そんな状況である為 疲れも

ストレスも限界まで来たために

とうとう身体に結果が現れたが

今回もまた 手遅れ寸前で病院に駆け込んだらしい


現在は 顔面の痛みも処方された薬で治まり

過酷な労働の基に 最初の異常発生から

三年 なんとか耐え 寸前の所で

異常が頭痛へと訴え掛けてきたので

また病院へと行く事になったが


なんとも思ってないようでも

身体は正直なんだなと想う


なんとも思ってないような事でも

ストレスという現代病には 弱い生き物である



連日の忙しさに自分の時間を取られ

それに加えて この暑さ

何もかも嫌になっても仕方ないだろう


早朝からのじめっとした気温に

連日の様な昼間の暑さ


その暑さに耐えきれず

夕方あたりから徐々に聴こえる

蛙の雨乞いの唄を耳にした日もある


窓を開けていた仕事の車に

いきなり降り出した雨だが

ハンドルや内張り付近に降った雨が

雨の跡を残していくのだが


気温の高さからなのか

空も観えない雲から降り出した雨は

何か危険な化合物質でも

含んでいるのだろうか


雲間に遮られ 逃げ場のない排気ガスが

雨と共に地表に降り注ぎ

雨の跡を残しているのではなかろうか



この時期の雨は

気温の高さのせいなのか

あまり冷たさも感じることなく

唯 室内との温度差で ガラスが曇り

視界が悪くなっていくだけであり


まだ今のような気温になる前は

雨も冷たかったように想う


じめっとした暑さの雨も

今日で最後になればいいのに






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ