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宇宙の月陽に照らされて  作者: 伊集院 大和
25/111

真夜中のシトラスティー



その後 私は

その日の疲れを落とす為にシャワー浴びた


フローラルのボディーソープで

身体を洗い流し

シャンプーからリンスへと洗い流し


ドライヤーで 髪を乾かして

しまむらで買った 風通しの良い

柄の入った白いTシャツに着替え


下はもちろん ちゃんとズボンを履いて

自転車に乗り 出掛けたが






ふと 此処で 本題とズレて見よう


ズボンという表現は今どきは

どう表現するんだろうか

ジーンズ生地でもない

緑色のズボンに裏地には

派手な柄が施されているが





さて 自転車に乗り 民家の間を抜け

空を見上げた 私の場所から観る

今宵の月は 流れ行く



白とも黒とも言えない雲に

流されて行く様にも観える



薄黄色やオレンジ色の様にも観える月の下を

ネットで見た 苺のババロアを求めて

自転車を漕いでいた。



7の売店へ辿り着き

即座にスイーツコーナーへと脚を運ぶ


数日前にネットで観た

抹茶のばばろあ は あるが


苺のババロアが見当たらず

取り敢えず 缶飲料コーナーへ



ヨーロッパの冷たい猿のコーヒーを手に


抹茶のばばろあを手に そして何時もの

サマーシトラスティーを

手にレジへと 歩いた


料金を支払っている人のレジの後に並び

レジお願いしますの声に

隣のレジに移ったが 中から出てきた


熊みたいな店員に こちらのレジは閉めてますので

と 言われた


ほなさっきのレジお願いしますの声はなんやねん

心の中では そう思っていた



結果 支払いを終えた人が全て終わってから

レジ台に商品を置き 精算をする

いつものパターンだったが


レジお願いします

その声に私は釣られてしまったようだ


店員が中の新人を呼ぶための声であり

わたしを隣のレジへと

移動させる為では無かった様である


そしてまた自転車に乗り

来た道を戻る中


ここには 幽霊や

五寸釘を打つ白い服を来た老婆が

出ると言う 噂にもなっている

夏の暑さを忘れる為に

訪れる墓地の武将と従兄弟に当たる武将の墓を

少し覗きながら自転車を漕いだ


周りを民家に囲まれているこの武将の墓は

ネットにも載っているので参照してほしい

ネットに書かれているように

願いが叶ったのである


狭い路地を走り

広い田んぼから聴こえる

蛙の雨乞いの声を聴きながら


自転車を漕ぎ 方角を南下して

家路に着く


そして今

先程買った 抹茶のばばろあを開け

サマーシトラスティーにストローを刺して

飲んでいるが

この抹茶のばばろあ

私が想う ばばろあではなく

ばばろあと間違えそうなムースにしか思えず

値段の割に量の少なさに疑問を持ち


熊のややこしい応対に

ばばろあの甘さで 今日の疲れを癒したのである


はっきり言う これはババロアではなく

単なるムースでしかない

リピートは有り得ないから

売れ残っていたのではなかろうか


本来のババロアとは こんな液状化ではなく

もっとこう 感触もあり 硬さもあったように思う

ババロアを求めて 私は旅に出るかもしれない


そう思った 23時45分であった









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