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宇宙の月陽に照らされて  作者: 伊集院 大和
23/111

スイーツ男子の苦悩






2週に渡り 朝方の出勤から

帰宅が夜の10時を越す

仕事の疲れを引き摺りながらも

新たに考えて居る執筆の

纏めをしながら寝に付いていた


夜中に何度となく起きては寝てを繰り返し

いつもの仕事の時間から這い出し

風が入るように開けてある 網戸の外から

様々な種類の鳥のさえずりが聴こえ始めた


空にはオレンジ色の背景が描かれ

少しずつ青空が観え始めた


ネット仲間とのやり取りで

私の好きなものが 某緑のあなたとコンビにで

売られているとの情報を知り


久しぶりに自分の時間が

出来た昨日に買いに行こうか

執筆を軽く纏めに入った時に買いに行こうか

迷いながら気付けば夢の中であった


鳥のさえずりに眼を醒まし

服を着替え


川の流れの観える 小路を

昨日までの疲れを影に

引き摺りながら歩いた


漸く辿り着いた あなたとコンビに

店内に入ると即座に

仲間とのやり取りで知った コーナー置き場へ


探している物が見当たらず

裏に回っても見当たらず どれにしようか

右往左往しつつ 飲料コーナーへ歩き


新商品を手にした

猿が監修の冷たい仄かな甘みのコーヒーである


そして 例のコーナーへ戻り

それでも見当たらず

ここで引き下がる訳にも行かず

代わりに違う物を手にした


とろけるアジアの豆腐と

宇治産の抹茶使用のとろける窯出しである

その三つを手にレジへと歩いた


レジに商品を置き

ババロア置いてないですか?と訊ねた


そこに置いてなければ売り切れですねと言われた


いつもの1箱400円の

舶来産赤箱を2つ注文し

精算を終え


同じ小路を歩き

帰宅の途に着いた


そして今 取り敢えず 宇治を攻めに入り

アジア豆腐と冷たい猿は 封も斬らずに

出陣待である


私が 何故にババロアに拘るのか

それ程までに食べたいのか


それは 私が北関東に住んでいた頃

幼稚園時代に 親に買って貰った

スーパーやケーキ屋で売られていた

台座の付いたプラスチックの容器に入った

上に透明な寒天が載る 苺のババロア

その味が忘れられず


現代のババロアとの感触の比較でもあり

私の味覚の記憶が試される時でもある

昨日知ったのだが 某芸能人の経営していた

スイーツ食べ放題の店が閉店していた


その店は 私の住む所より遥か遠くにあり

なかなか行けずにオープンを知った数年前

数年後には閉店を知る


その店には 私の食べたかったババロアがあり

男が1人でスイーツと呼ばれる物を

食べていたら可笑しいかどうかはさて置き


最近の日本で使われる言葉に

意味を知るまで 馴染めないでいる

上に挙げたスイーツの言葉に疑問を持つ

ネガティブやポジティブと言う言葉に同じく

やたらと欧米化された言葉や

和製英語を使いたがる輩が

増えたように想う現代日本


そんな下らない言葉に流され

戦後 心まで占領 欧米化された

現代日本に住む



私も少しずつ

聴いても意味のわからない言葉に

インターネットにより 意味を調べ

元の言葉と照らし合わせ 答えを求め


漸く 流れに乗れたが

意味は分かるが 敢えて使わないでいる


諸外国の人々が

良い意味で眼を向けている日本


その日本に住む 日本人が

心まで欧米化されてどうなる


今こそ 日本人が

和を求める時代が来ても

良いのではなかろうか


人の心の優しさも失った人種も入り混じる

日本に住む 異考な輩達の

考え方 価値観の違いによる

発言からなる言動や行動


脳内容量が限界で

やって貰った事には当たり前に取り

して貰えなかったら不貞腐れたようになる

恩義も言葉ですら返さない輩に制裁あれ


そんな自分さえ良ければの

輩に流されず


自分達の住む国や自然を愛し

本能の赴くままに生きようではないか

時代と共に流され忘れ去られて行く中で


スイーツと呼ばれるへんな言葉に

舌鼓を打ちながらもスイーツを食する

現代に生きる スイーツ男子である


インターネットで調べると

先祖も甘い物が好きだった様で

遺伝だから仕方が無い










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