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甘いフローラルの香り
青空を隠していた空一面の雲は
太陽の温度を反射させる鏡のように
地表へと降り注ぎ
その暑さに耐えきれぬ 地表の蛙の願いが
唄声となり 豪雨を降らせた
豪雨を降らせた雲は
地表に居る 蛙の唄声を掻き消すかの如く
天から雷を浴びせ 雷雨へと変わって行った
時の流れのように 去っていく雲間から
晴れ渡る青空が見え始め
勝利の唄声を 鳥のさえずりに聴いた
1週間の暑さで 乾いた大地を
窓を揺らすほどの 涼しくも爽やかな風が吹く
暑さの中 仮眠を取ることも出来ず
なんとか耐え抜いた1週間
三日連続 帰宅が夜十時以降の仕事から解放された
疲れきった私は
何度も寝て起きてを繰り返し
夢を見た記憶もなく
窓を揺らす程の風が 私を眠りから醒させた
風の音に運ばれ 聴こえ来る 運動会の練習の音
私を呼びに来る 外から聴こえる 鳥のさえずり
過酷な労働時間をアピールするかのように
わざと剃らずにいた 無精髭を剃り
シャワーを浴び 涼しい風に当たる為に
少し 地元を歩いて見ようか
モテる香りを 風に靡かせる
ボディーソープを買いに




