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宇宙の月陽に照らされて  作者: 伊集院 大和
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現世との狭間に




2日間の黒い蝶との出会いの合間


早朝からの積み込みを終え

週末だけの交代での配送の中に

また不思議な現象をも体験出来る

店舗納品が待っていた


積み込みを終え トラックは北へと向かい

いつもの体験を いつからか楽しみにしていた

セキュリティを解除して 納品を開始し

商品を運んでいる最中に

店舗の右側からバーンと音が鳴り

暗闇の店舗の中に 寒さとは違う感覚の鳥肌が立ち

あぁまた私の近くに霊が来ていると感じた

現実との狭間を観ないように

なんとか誤魔化しながら納品をしていた

その異様な寒さに似た現象から逃れる為に

両掌をバーンと拍手のように1回だけ鳴らした

その音から2秒ほど後に 更に大きな音で

左側から バーンと音が聴こえた

やはり ここには居るんだなと その日は感じていた


そして次の日 同じような事を繰り返している最中に

度々と感じる 暗闇の中の視線に

さて今日は何をして存在を確認しようかと

考えていた

朝日の昇る外に出て トラックの観音当たりから

店舗の自動ドア当たりを 視界の端に斜めに観た


すると暗闇の店舗と陽の当たる場所付近に

いつかのシャドーマンが立っていた


これは幻覚なのかと その後2度ほど確認をしたが

やはりその場所にいたようで

このままではヤバいと 視線を1度 現実へと傾け

もう1度同じ視界の端に見た時には

シャドーマンは消えて観えなくなっていた。


その週 突然の体調の不調から足速に

出発をした 遅いながらもなんとか閲覧できた

ネットの情報に 北の某国からの脅威が

発射された


グダグダと話をしている奴らを横目に

1人足速にと表の世界へと出ては行ったが


裏での情報を知っているから

グダグダと話をしていたのかも知れない

と想うばかりである


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