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宇宙の月陽に照らされて  作者: 伊集院 大和
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現世との狭間に



先月の予定が切り替わってからの

まともな休みが1日しか無く

気候の変化と湿度の違いで

疲れもピークに来ているのかと思っていたが

体調の良い時もあり 不思議な疲れの時もあったようだ


北の某国の脅威が発射される前

どうやら 私の身体はストレスを感じるようで

これもまた 私の守護霊が教えてくれているのかと

思う事にしよう


先週末の夜勤を終えて 次の日とまた次の日と

不思議な現象を感じた

積み込みを終え 出発した海沿いの街での出来事

ゆっくりとカーブを曲がり

左側の植込みや雑草当たりから

1匹の黒い色の小さな蝶が飛んでくるのが見え

飛ぶ姿を確認出来る程の距離にまで来た後

直ぐに飛び去り消えた黒い小さな蝶


私の運転するトラックが信号待ちに差し掛かり

信号も青に変わる頃

羽をバタつかせ必死に飛んでくる姿を

左側から前方のフロントガラスに確認した

その後フロントガラス前から 右の方へと

飛び去り 黒い小さな蝶は一瞬の後に

視界から消え去ってしまった

消え去った姿を確認しつつゆっくりとまた

次の信号へとトラックは進み始めた


そして次の日

いつもの海沿いの街での作業から積み込みを終え

さて出発をしようと 階段を降り 輪止めを外し

トラックに乗り込み ゆっくりめに

前進をしようかと思っていた頃に

空の上から 前日に見た蝶が

また必死に小さな羽をバタつかせ

私に姿を見せるようにフロントガラスの前を飛び

一瞬ではあるが ボディに止まっていたが


この小さな黒い蝶も 豊国廟で見た大きな黒い蝶も

何故 私の近くに寄ってくるのか不思議ではあるが

豊国廟の黒い蝶は 今となっては

太閤殿下の魂が黒い蝶となって私を歓迎してくれたのか

それとも家臣の霊が黒い蝶だったのかともとれる

私が太閤殿下の家臣であった 伊集院忠棟と

同じ遺伝子を持っているのが解るのだろう

それであの日は黒い蝶に歓迎されたのだろうと

今では そう想い不思議な事ではないと悟った

しかしこの小さな黒い蝶はいったい誰の家臣なのか

私の身を案じてくれている守護霊なのか

また何れそれも解っていく事であろう。


ここで一つ 眼の前に現れた蝶に

羽の端あたりに オレンジ色の模様か線が

入っていた様に想う

そしてこの小さな黒い蝶 他の人にも見えていたのか

それとも私にだけ見えていたのか 疑問に思うが


健康診断の結果

私の視力は両眼とも1.5であり 眼は悪くは無いが

現実との狭間に幻覚を観たのか

私にだけ見えていたのならば

確実に守護霊ではなかろうか





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