65. 話の借金返済方法は大体主人公で決まる。
皆さま、お久しぶりでございます。今日も今日とてリアルで眠い櫻井です。約一カ月ぶりの投稿となりました。遅くなりすみません。
今回はサツキちゃんが多額の借金持ちになっちゃった話からスタートします。それでは、どうぞ!
「...いらっしゃいませ、ギルド≪loudness≫へようこそ。ご用件を承ります。」
こんにちは、サツキ・アリスガワです。ギルマスとの死闘の末に多額の借金を背負わされるはめになってもう吃驚仰天!俄には信じがたいよ!?
結局、何とかして借金返済していかないといけなくなったので、依頼で荒稼ぎしようと思ったら、大した額にならないものばかりだし、他に職業を探してみても収入はほぼゼロときた。目から塩水が出てきそうになった時、助け船になってくれたのが、元凶のギルマス、エドガー・デ・ラヴィーヤだった。
『仕事が無いのなら、此処で働けば良いだろう?』
転移前に学んでいた世界史という科目で聞いたことのある、某王妃様の言葉の如きそれを口にして指さしたのは、他ならぬギルドの窓口、受付だ。ギルドにやって来た皆が必ず訪れる場所であり、一階ホールと隣接している酒場のお会計も一緒に行っている、お金の入り処。
ギルドの皆に顔を覚えてもらえること、ギルマスが管轄しているため、金額は頑張った分だけ貰えること、服装がカッコイイという理由もあって、私は渋々バイトを始めることにした。
受付のお姉さんの制服は、ハッキリ言って露出度抑えめだ。そもそもメイド服とかミニスカでもないのだ。仕立ての良い黒のジャケット、中は各々違いはあれど、私の場合は白いワイシャツ、黒のスキニ―パンツ、同色のハイヒールだ。チョイスは団長なんだとか。一見すればお洒落なバリバリのキャリアウーマンそのものだ。
服装に合わせてポニーテールに変えたところ、同業のお姉さんからは『今までは可憐な方だと思っていましたが、これはこれで美しいですね。』とお世辞を頂戴した。ギルマスは何故か自身の鼻を必死に抑えていた。...意味が分からない。
そして、冒頭に戻るのだ。作り笑いも様になってきて、ようやく休憩に入れる。そう思っていた矢先に事件は起こった。
『俺が最後まで大事に取っといた一口ウインナー取っただろ!?』
『はぁ!?早く食わねーお前が悪いんだろうが!!』
ギルドの一階に隣接する酒場にて、喧嘩勃発。原因は魔導士の注文していた一口ウインナーをパーティ組んでた戦士の一人が食べてしまったというしょうもないことだ。
『じゃあ、また頼めばいいじゃねーか。』
『安月給の俺は、そんな金もうないんだよ!ふざけんなお前が払え!』
『俺元から金持ってきてねーし。』
...ぎゃあぎゃあ煩いな。営業妨害って言葉、この世界には存在しないのか?大声で喚き散らして、まるで子供だな。...頭痛くなってきた。
...しょうがない。あれ、やるか。
「失礼?...そして、さようなら。」
私は煩い二人組をそれぞれ空中へと放り投げた後、軽く飛び上がる。右足を軸にして左足を男の溝内にめり込ませる。これぞ、回し飛び蹴り。ハイヒールだから余計に抉れて痛み増強。予想通り玄関まで吹っ飛んでくれました。良かった良かっt...
「「何してくれとんじゃわれー!?」」
酒場にいたギルドメンバー一斉に驚かれたのは誤算だったけどね。
受付のお姉さんがまさかの強いっていう、ちょっと不思議な展開にしてみました。いかがでしたか?これからサツキちゃんはどうなっちゃうんでしょうか。お楽しみに!
さて、作者が投稿できていない間に、ブクマ件数が+5件になり、計48件となっておりました!本人は鰻踊りしながら泣いて喜んでおります。どうもありがとうございます!これからも亀更新になりますが、作品作者共々、どうぞよろしくお願いします!




