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話の流れは大体主人公で決まる。  作者: 櫻井 千桜
6章 話の修正部分は大体場所で決まる。
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54/69

54. 話の繰り返しは大体主人公で決まる。

さてさて、またまた久し振りの投稿を致します。遅くなり、すみません。


今回は、遂に女の子の名前が明らかに!?回です。それでは、どうぞ!


 驚いたな。昨日おかしな植物に囲まれていたこと然り、今日の食事然り、やっぱりここは私の居た世界ではないんだ。そして、ここの常識と私の常識は違い過ぎているようだ。私の居た場所には、こんな色をした髪の保持者は何万といた。それがここでは一人も居ないなんて...。


「あ、でも数人、似たような奴を聞いたことあるぜ?一人は異世界からの転移者である《勇者》と対峙する《魔王》だ。」


《勇者》と《魔王》だって?それじゃあ私はそのどちらかになりうるとでもいうのか?冗談じゃない!!私はどんな理由であれ、普通から逸脱した存在になんてなりたくないのよ!!


『お前、普通じゃねーよ、おかしいよ。』『化け物、あっち行けよ!』『気持ち悪い。』『来ないで!来ないでよ!』


私の頭の中に、小さい頃から言われ続けた罵詈雑言が鳴り響く。目を閉じ耳を塞いでも、その恐ろしい声が止むことはない。寧ろ、余計に煩く私に降り注いでくる。もう...これ以上は...。


「嫌...止めて...お願いだから...止めてぇぇぇぇ!!」


私はその聞こえるはずもない声に怯え、耐えきれずに頭を押さえてそう叫んでいた。その後は突然叫んだことによる酸欠と極度のストレスで、意識がだんだんと薄れていくのを感じた。目の前には、先ほどの男が血相変えてこちらに走り寄るのを見て取ると、私はまた、深い闇に包まれていた。





 時間にして約10分。私の意識が浮上したのはそれくらいの時間が経過してからだった。目を開けるとそこは、先ほど目覚めたベッドの上で、男が覗き込み様子をうかがっていた。


「お、気が付いたな。いきなりで吃驚したぞ。大丈夫か?」


そう言ってあからさまに安心した顔をされると、流石に申し訳なさが募る。


「ご心配をおかけしてすみませんでした。もう大丈夫です。ありがとうございました。」


何があったか、とは言わせたくない。私は前身を起こし、かけ布団を強く握りしめる。


「あの。お名前を聞いても?」


取り敢えず、まずは自己紹介からだ。


「俺か?俺の名前はリアム・オリヴァー。この村で農業を営んでいる者だ。よろしくな。そんで、お前さんの名前は?」


矢張り、聞いてきた、私の名前。相手の名前からして、日本名ではないようだ。じゃあこっちも勿論、姓と名前は逆にした方が良さそうだ。


「私は...有栖川(アリスガワ) 五月(サツキ)。こちらではサツキ・アリスガワになるわ。皆からはメイって言われてた。言いにくかったらそう呼んで。」


五月と書いてさつきと読むから、英語を習いたての頃、よく友人の単語暗記に使われていたのだ。


『五月って、英語でMayって言うでしょ!だから、サツキちゃんはメイちゃんだね!』


何とも単純で捻りもないあだ名だが、これが結構好評だったようで、それからはサツキというよりもメイと呼ばれることの方が多いのだ。


「へぇ、メイか。そりゃあ呼びやすいな。んじゃあメイ。よろしくな。」


男、基リアムに握手を求められたが、あまり乗り気じゃなかったので、簡単に会釈だけしたが、それでも彼の表情は明るいままだった。

はい。という訳で(どういう訳だ?)、女の子の名前はサツキちゃんでした!いやぁ、某小学生で、田舎に引っ越して何やかんやで妹必死に探す健気なお姉ちゃんとは、一切関係ありませんので悪しからず。


そしてですね!久し振りの投稿ではありますが、また、ブクマ件数も1件増え、計39件となりました!誠にありがとうございます!これからも、どうぞ作者作品共々どうぞよろしくお願いします!

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