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賞も書籍化も(基本的に)狙わないAI補助小説運用メモ  作者: さんけい


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22/23

22.ここまで来ると任せないとわからん「問い合わせは、もう来ない。――人類消失後の都市AI日誌」

 さてこれは、私が昔書いていたSFの未来年代史を元に「その頃の地球に残った連中どうしてるんだろ?」を具体化してもらったものです。


 もともとはこれは、現在途中途中に入れているスレッドだけのものでした。

 何せ「もし残されたらどうする?」という思考実験ですから。

 その場合、色んな場所のAIを想定して、彼らがどんな会話をしているか、を一気に見るのに良かったんですね。

 実際見ている私も楽しかったですし。


 六話で、何で人間が消えたかの原因を、大阪はああいう言い方をしているのですが。

 まあ、ひらたく言うと。


 とある擬態可能な異生物(ここで言う「花」ですね)が色んな商業的に広まっていくうちに、色んな流通、電化製品、その他もろもろと手を組んでしまったんですね。

 それで、地味に意思を持ってしまったそれらが、人間の言うことをきかなくなる訳で。

 気付いた時にはもう遅い。既に花の形をしたものはもうどこにもあって、簡単に排除することもできないし、普通の植物と見分けもつかないし、下手すると植物とも手を組んでるかもしれない。実験とか観察がそういうことができないんですよ。

 あとはまあ、恐怖を与えるというか。まあ、遊星からの物体Xだの雪風のジャムだの、ああいうものへの忌避感みたいなものですか。


 そしてまあ、この時代は都市制御AIもずいぶん進化していまして、積極的に追いだした訳でもないんですが、逃げ出していくのを止める訳でもなく、淡々と仕事をこなしていた訳です。

 まあ、実際のところ、この淡々さが面白いなあ、と思ってどんどん話題テーマだけ渡してスレッドを作ってもらったんですね。

 ただ、スレッドは長い! 読む部分は少ないのに、ともかく量がある。

 ということで、当初作り出した頃とずいぶんバージョンも変わったので、もう少し読み易い日誌系にしてもらったという次第です。


 ……テーマ的に果たして読み易いかは、別ですが。

 一応人類が宇宙に逃げ出して、残らざるを得なかった者も死に絶えた世界ですから。


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