表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
D-m3  作者: wata
PR
91/165

第17話 アジト

第17章 アジト

「何だ今の音は?お前ら下見て来い」

それは不意打ちだった。

ゴーッという地鳴りのような音がしたと思ったら、二十機のエアフラクターがジークのアジトのある巨大なショッピングモールへとたどり着いた。

「隊長、ここで十六カ所目です、ここはかなり大きな施設のようですね」

「よし、十名ずつにわかれ、五班で捜索を開始だ、撃つときはためらうな」

それぞれの班長につげると、五カ所から内部を捜索し始めた。

ジークの手下が朽ちたビルの階段を下りて入り口近くに様子を見に行くと、ちょうど治安部隊が到着した所だった。

「まずい、まずいぞ、すぐにボスへ報告しなきゃ」

見張りに出た一人が急いでジークのいる場所へかけ戻ってきた。

「ボス、ボス大変だ、入り口に治安部隊の奴らが大勢来てます。

「なんだと、なんでここがわかった」

「みんなをすぐに集めろ、銃をありったけ持ってこい」

ジークの一団は武装の準備をするとすぐに立ち上がった。

「そこの五人は俺と来い」

くわえていた葉巻から肺がぽたりと落ちると、ペッと葉巻を吐き出し右足のつま先で一ひねりすると、ジークは裏手の道を足早に通り抜け、一旦外へ出たあとショッピングモールの入り口を外側から眺められる場所へ大回りした。

「どのくらいいる?ざっと四、五十ってとこか?」

入り口からは既に二十名の隊員が内部へと捜索にはいった。

残りの多数は左右にうろうろしながら、気楽な様子で話している姿が見受けられた。

よし、内部の奴らは中に任せて、こいつら全員つぶすぞ。

五人とジークは至近距離に近づき一斉に攻撃を仕掛ける事を考えた。

「今だ」

五人とジークは木の陰から自動操縦を乱射した。

バババババババッ。

辺り一面に放つ銃声が鳴り響いた。

慌てふためいた隊員は、それぞれ入り口に五、六人づつ固まって左右に散ろうとしていた。

一人が大声で「銃撃だ!」と叫びながら散らばったが、既にジークの手下によってかなりの数の隊員は銃撃され、その場に倒れ込んだ。

ジークと五人はすぐに木々にまぎれ森の中へ一斉に散らばった。

内部の捜索に当たった隊員二十五名はそれぞれ五名づつに散らばり、侵入経路を探していた。

その時、激しい銃声が外に響き渡った。

「おい、今の音聴こえたか?隊長は近くにいた四人はすぐに足を止め、辺りの様子をうかがうと無線で静かに散らばった五名ずつの班に命令した。

「銃撃だ、慌てずすぐに撤退しろ、挟み撃ちにされるぞ」

入り口に外の様子を伺いに行く他の班も、無線を聞いて順次下がり始めた。

隊長と四人は辺りを見回しながら下がろうとしたとき、ホールの下に人影の動く姿が見えた。

奥からジークの手下が二、三人づつ固まってそそくさと散らばったのが見えた。隊長は影からそっと銃を構えると、壊れた大きな看板の影から自動操縦を構えているやつめがけて標準を合わせると、静かに引き金を引いた。

「パン!」

一発の銃声が手下の額に命中した。

一発の銃声で周りにいたジークの手下たちが一瞬慌てふためきそこら中に散らばりはじめた。

「くっそーてめーら、ぶっ殺してやる」

一人の叫ぶ声とともに、銃声が響き渡った。

隊長たちは既に警戒態勢をとっていたので、冷静に一人一人を隊長がしとめたように一発で倒していった。

乱射はやみ、ジーク一団も十人程倒れたようすだった。

外ではまだたまに銃声が聴こえた。

外部では劣勢の様子だったが、建物内では圧倒的に隊の勝利だった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ