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「僕と世界と推しと」  作者: - 晩26 -
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第25話 - 新たな推し活ルール

毎日2回更新

Lunaの配信を見ながら、光也はふと自分の推し活について考え込んでいた。これまで「Lunaを守る」ことに必死になり、SNSでの擁護や批判への反論に時間を費やしてきた。しかし、Echoの言葉や仲間たちとの対立を経験する中で、そのやり方が本当に正しかったのか疑問を抱くようになった。


「俺の推し活って、何のためだったんだろう……。」


ふと机の上に目をやると、並べられたLunaのグッズが目に入った。アクリルスタンド、ポスター、イベントのチケット。それらは確かに大切なものだが、今の光也には少しだけ重く感じられた。


深呼吸をしながら、彼は手帳を開いた。そして新しいページに「新しい推し活のルール」と書き込み、ペンを動かし始める。


推しを押し付けない。

他人の推し活を否定しない。

自分自身も楽しむことを最優先にする。


書き終えた後、光也はその言葉をじっと見つめた。これまでの推し活は、Lunaを守りたいという気持ちが強すぎて、自分を見失っていたのかもしれない。SNSでの言い争いも、自分の中にある不安を他人にぶつけていただけだったのだと気づく。


「これからは、もっとシンプルに、楽しく応援しよう。」


彼はLunaの最新配信を見返しながら、そう誓った。画面の中のLunaは変わらず明るい笑顔で、視聴者に元気を届けている。その笑顔が見られるだけで十分だと、ようやく光也は思えるようになった。


配信が終わった後、光也はSNSを少し眺めたが、炎上に関する投稿には手を付けず、Lunaへの応援メッセージだけをそっと投稿した。


「Luna、今日も素敵な配信をありがとう。これからもずっと応援しています。」


これが彼の新しいスタートだった。他人の目や批判に振り回されるのではなく、自分なりの方法でLunaを応援し続けること。それが光也にとっての「推し活」の新しい形だった。

Xにも同時投稿中。X版はイメージ画像付き。

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https://x.com/bank26nt

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