依頼調査報告書No.0142
【管理情報】
報告書No:0142
作成日:■■■■年■■月■■日
報告者:れお探偵事務所(民間幻素災害一次対応受託機関)
一次対応者:Di(主対応)、九段玲奈(補助)
【依頼内容】
■■■■年■■月■■日、清水聡より行方不明の実弟・清水隆の捜索・保護依頼を受理。
対象者は2週間前に肝試し目的で■■■■商店街の廃ビルへ進入後、消息を絶っており、警察の捜査も難航していたため、当事務所への調査が要請された。
【調査内容】
■■■■年■■月■■日、対応者2名(Di、九段玲奈)が当該廃ビル地下一階へ潜入。地下室に進入した瞬間、両名共に異空間へ転移。
転移先の異空間は昭和期の■■■■商店街を再現した無人の街並みであった。該当ビル地下の骨董屋にて、昏睡状態の清水隆を発見。レジ横に置かれた古びた木製の椅子から幻力を感知し、異空間を作り出した憑依体と特定。
主対応者(Di)が幻符を用いて椅子の封印。封印と同時に異空間は崩壊を開始し、一同は現実世界の廃ビル地下一階へ無事帰還した。
【事後対応】
救出した清水隆には肉体的外傷、精神的異常が見当たらず、事後の社会復帰に支障なしと判断。
家族へは「廃ビルでの昏睡・保護」として引き渡し、業務を完了した。
なお、後に清水隆が意識を取り戻した際の聞き込みにより、地下へ侵入後の記憶が欠落していることが判明。
【憑依体について】
憑依体が作り出した異空間には、侵入者を自失状態(帰還拒否)にする能力が確認された。
この効果は時間経過とともに強まる特性があると思われる。
【備考】
多くの肝試し参加者が被害を免れていることから、異空間への侵入には特定のトリガー条件が存在すると推測されるが、現時点では詳細は不明である。




