みんなと合流
茲富さんの胸に埋もれた俺、大ピンチ。
●:おっぱいでっか
●:しかも柔らかそう
●:うらやま
はい、だからこそ抱きしめられた俺の顔は埋もれ、密着した口と鼻は塞がれてしまっている。
酸素プリーズ!!
●:抱き着かれた瞬間はビックリして、ブワッと膨らんでピーンとなっていたナオにちゃんの尻尾が、グッタリとし始めた!?
●:これはヤバいぞ!!
●:胸は女の武器(物理)ってハッキリ分んだね
●:代われるなら俺が代わってあげたい
●:煩悩100パーセントやなw
ワイだって代わりたいわ
●:茲富、そこ代われ!
●:ショタコンも荒ぶっております
「わうわぅー(神様を解放しろー)!!」
「わうー(助けるんだ)!!」
「わわう(牛乳め)!!」
●:おお、コボちゃん達が茲富女史に攻撃を!
●:でも、さすがに敵ではないことは理解しているのか、武器は使っていないな
●:ポコポコ殴っていて可愛いw
●:しかし効果無し!
●:いや、見ろ!!
「あら、なにこの可愛い子達!」
「「「キャイーンッッッ!?」」」
●:今度はコボちゃん達に襲い掛かったー!!
●ナウーリャ:強引に撫でまわすのは、あまり感心しませんね……
もっとこう……母親が子供の毛づくろいをするように優しく……と
●アイ:ママン……
コボルト達が茲富さんに蹂躙されている……。
だけど彼らのおかげで助かった。
茲富さんの意識が彼らに向いて、俺は自由の身になれたのだ。
ああ……空気が美味しい。
「……お兄ちゃん、大丈夫?」
「水杜……。
ああ、大丈夫だ。
しかし、よくここまで来られたな」
こんなダンジョンの深くまで来て……。
結構な冒険もあっただろうに。
「茲富さん達が、結構強かったからね」
ほほう、そうなんだ……。
今俺達の目の前にいるのが、茲富さんのパーティーメンバーなんだろうけど、確かに大きな盾を持った大柄の男や、弓を持った美女、そして俺に魔法の講習をしてくれた田中さんは確かに強そうな雰囲気を持っている。
だけど茲富さん本人や、ヒーラーらしき女子中学生っぽい子は、そんなに強そうには見えないなぁ……。
……いや、待てよ?
探索者って、高校生以上の年齢じゃないとなれない決まりだよな?
あんな中学生……下手をしたらちょっと発育のいい小学生だということもあり得そうな子が、高校生以上なんだ……。
人のことは言えないけど、見かけによらないな……。
っと、思わずその子を見ていたら、相手に気づかれて目をそらされた。
赤面していたし、人見知りなのだろうか。
いずれにしても、無遠慮に見つめるのは失礼だったな。
後で謝罪しておこう。
「あ、マヤさんですね。
兄を助けていただき、ありがとうございました!」
「いや、大したことはしてないから、気にするな」
水杜とマヤさんの交流が始まった。
では、俺の方も──。
「あの……茲富さん、迎えに来てくれてありがとうございます。
パーティーメンバーの方を、紹介していただけませんか?」
「あ……ええ、そうね」
茲富さんがそろそろ満足しただろう……という頃合いを見計らって、コボルト達を解放するように促した。
しかしその頃にはもう、コボルト達はグッタリとしていて、ある意味手遅れだったが……。
すまん……後でビーフジャーキーをあげるから、許してくれ……。
「えーと、重戦士の倉島さん、レンジャーの皆木さん、なお君も知っている魔術師の田中さん。
それから魔法剣士の私……と、私の甥っ子でありヒーラーの猪狩走君よ!」
「は……初めまして」
へ~、甥っ子……。
言われてみれば茲富さんと、少し顔つきが似ているな……って甥っ子!?
えっ、その見た目で男の子なの!?
確かに髪も短くてボーイッシュな雰囲気だし、服装だって男が着ていてもおかしくないものだったけれど、それでも女の子だと信じて疑わなかったよ。
それくらい見た目は小さな女の子で、声変わりもしていない。
それなのに、高校生以上だと……!?
これはなんというか……。
●:ナオきゅんに匹敵するくらいの男の娘だね 10000P
●:可愛いね 5000P
●:ナオ君と無関係なことでもポイントが入るんだ……
●ナウーリャ:くっ、こんなに可愛いのに、百合は期待できませんか……
●マルル:薔薇なら……
猪狩走──俺とキャラ被りをしていると、言わざるを得ない……!!
いや、別にライバル心を燃やすようなことでもないけどね……。
水草を育てていた水槽にメダカとヒメタニシを導入したけど、メダカにとってベストの環境ではなそうなので、結局メダカに合わせて大きな水槽に引っ越しさせました。




