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第9話「“北北東”だけで行こうとしたら、普通に迷子になった」

第9話「“北北東”だけで行こうとしたら、普通に迷子になった」


今日は友人の結婚式二次会に参加。

この日のために購入したドレス。

ヒールパンプスは会場で履くため持参。

完璧だ。


いざ。

知らない土地。知らないビル街並み。


私は駅前に設置されてる駅付近の地図パネルを凝視。


ここから徒歩15分ぐらい。

近いはずだ。

今日まで。

目的地までのイメージトレーニングも欠かさなかった。


イメージとは違う。

実際の場所では、全く分からない。


しかし、位置情報をオンにすることはできない。絶対に。

監視される。危険だ。


『コンパス』アプリ。

——起動。


現在地点から、結婚式二次会の会場まで。

——北北東。


時間はまだ40分の余裕あり。

充分、間に合う。


コンパスを見る。

北北東に進む。


ビルがあるので、北へ。

途中、修正する。

やや東へ。

完璧だ。


位置さえ分かれば、辿り着く。


15分ほど歩く。

会場が見当たらない。


微調整。

もう少し東へ進む。


線路があった。

近くの駅を見る。

2つほど離れた駅に着いていた。


一旦、電車に乗る。

また元の駅に戻って来る。


せっかくの完璧な装い。

汗だくだった。

ショールを剥ぎ取る。


再度コンパスを片手に進む。

北北東に行けば、間違いない。


振り出しにリセット。

再度、開始する。

私は決めた。


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