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離れの家だけ異世界に転移しました!でも少しだけ日本と繋がっているみたいです。  作者: els


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ドロップ品は売れるのか?

前書き


シオンの独り言です

クズ剣や睾丸等、拾った不明なアイテムの事だけなので興味のある方はどうぞ

 ラスター・ウインク達の騒動が落ち着き、その翌日。

 予定にあったドロップ品の名前や実際に売れるのかを調べることにした。


 元々はドゥームグローブがレベルの低かった場所みたいなので、そんなに期待はできないと思う。


 現在の所持品はこんな感じ。


 緑光りする石・大

 緑光りする石・中

 緑光りする石・小

 腰巻き

 金貨

 銀貨

 銅貨

 錆びた剣や武器類

 綺麗な剣や武器類

 小瓶に入った液体が三種類

 中瓶に入った液体が三種類

 レッドオークの睾丸

 オークキングの睾丸

 ハイオークの睾丸

 オークの睾丸

 バーバリアンの骨のネックレス

 金の延べ棒

 宝石(日本では売れない物も含む)

 赤く光る剣

 赤く光る盾


 全て持ってきているのではなく、フリッグの街に来るまでに討伐したモンスターもいるので実物は各数点としてアイテムの目録を作り、買取り鑑定士に預け参考価格を提示してもらう。


 棍棒・石斧、骨に牙や毛皮もあったが価値がなさそうな物や大型の物は放置して廃棄したので目録には含まれていない。


「お前、こんな物が本当あるのか」


 と疑われ、鑑定士の人が全ての実物を見ない事には詳しくは査定できないと念を押されて説明を受けた。

 アイテム名称と売値がわかれば重点的にそれらを回収して、安い物は廃棄する考えなので参考買取り価格を教えてもらう。


 最初は気になっている謎の石である緑光りする石。


 これは魔核と呼ばれる魔獣から取れる特別な石で魔法道具や魔法付与した武器に使われ魔核は重宝される。

 この話を聞いてこの世界には魔法がある事が確定した。


 鑑定士との会話中に魔法の事は聞き流したけど、サクラは目がキラキラしていたよ。

 魔法を使うゴブリンマジシャンやファイアボール攻撃とか有ったからな。

 自分たちが使う側になれるかもしれないと期待が膨らむ。


 魔核の価格は大きさと硬さで判断され、硬いほどランクが上がる。

 逆に大きくても柔らかければ価値は下がる。

 S・A~Eランクがあり、今回の魔核はC・D評価。

 本来こんな所で取れるような魔核ではないらしく、鑑定士も驚いていた。

 この辺りは本来D・Eランクばかりの地域で時々Dランクが取れれば良い程度。


 簡単に倒せた敵だったが、案外強かったということ。


 腰巻きはゴミ扱いなのでゼロ査定。

 腰巻きが討伐証明代わりだった時代もあったが、現在鑑定技術が進んで魔核に変わったので無価値なのだとか。

 洗えば日本で売れるのでこれはこれでOKだ。


 銅貨・銀貨・金貨は普通に流通している物なので省略。


 日本だと鉄くず扱いの武器類は錆びた剣等でも価値がある。

 一本、大銀貨一~五枚程度(日本円で約一万~五万円)

 鉄の精製が難しく量産も出来ないので、修理加工や研ぎ直して初心者冒険者用武器として再生や溶かして再利用出来るのでとても重宝されているからゴミではない。


 荷物に余裕があれば回収して売っても良いと思った。


 綺麗な剣等は小金貨一枚~十枚だ。

 日本円で約十万~百万円相当。

 鉄の武器でも長さや種類で価格差があるけど武器が特殊で高額な世界なのである。


 続いて瓶に入った液体、緑色と紫色・黄色があったが、これは治癒系ポーションと魔力系ポーションと呼ばれる回復薬だ。


 緑が治癒系で黄色が回復、紫が魔力系となる。

 ラスター達の母に使ったのが緑色なので、怪我が治ったのはそのため。

 こちらもSランクからA~Cランクがあり、俺達が持ち込んだのはB・Cランクの標準品で、それでも小金貨一枚~五枚程度の価値はあるポーション。


 このポーションの恐ろしい所は即効性があり、怪我を素早く治癒する。


 Cランク 怪我、傷の治癒、欠損は不可

 Bランク 欠損箇所の治癒が可能だが治癒速度がとても遅い、失った体力までは回復しない

 Aランク Bの高速版

 Sランク 全治癒、全回復


 ランクが上がれば体が欠損しても修復され、Sランクまでになると瀕死ダメージを受けても全治癒・全回復するらしいが最前線で戦う上級兵士や高ランク冒険者用アイテムで市場にはほとんど流れないらしい。


 治癒ポーションで気を付けなければならないのが生きている状態で使う物で、死んでしまっては意味がないそうだ。


 Bランク品で”とても遅い治癒速度”と評価されているが、自然治癒と比べれば爆速だ、もし日本で切断した指等が元に戻す事が出来れば、凄く高額で売れるかもと想像してしまう。


 回復ポーションは即効性の体力・疲労などを回復させる目的の物。

 治癒効果や魔力を回復させる事はできない。

 ラスター母が生きていた頃にこのポーションを入手していれば、ラスター母は生き残れたかもしれない。


 魔力ポーションに関しては日本では使い道がないかもしれない。

 魔法がないし、この世界特有かなと。


 次に気になったオークの睾丸シリーズ。

 これは回復系ポーションの材料や精力剤としての人気がある。 


 主には精力剤なんだろうけど。

 日本で言うバイアグラみたいな?


 貴族の間では高額で取引されていて、オーク・ハイオーク、オークキング、レッドオークとランクアップしていく。

 上位種になるほど討伐も難しくなり、アイテムのドロップ率も落ちるのでレッドオーククラスは大変貴重なのだと。


 大体想像はついていたけど鑑定士の話では睾丸を食べると性行為が何度も出来てなおかつ高確率で相手を孕ませる事ができると言われ、上位種であるレッドオークの睾丸を食べた貴族は十日間連続で日夜100人の女性を相手にしたとも言われるほど嘘のような話をしていた。


「100人も相手にする女性がいるのね」と俺は軽く流したが。


 睾丸シリーズは小金貨一枚~大金貨一枚で、レッドオークは大金貨五十枚とかふざけた値段だった。

 買取り価格で日本円で五千万円? そりゃ100人の女性を相手に出来る財力持ちは違う。


 商人はこの価格に利益を乗せるのだから販売価格なんて考えたくない。


 バーバリアンのネックレスは呪術耐性があるらしく、普通に売れる。

 程度により変わるけどおおよそ五万円位。

 装飾品としては普通の値段かな。

 日本ではゴミだろうけど。


 金とか宝石関係はこちらの世界の価値を優先するよりも日本での現金化がしやすい点もあり、日本で売った方が良さそうだ。

 日本で価値が付かなかった謎の石はこの世界特有の石だったらしく、ミスリルやアダマンタイトと言われる素材だった。

 人間族では加工が難しいが、ドワーフ族なら高額で買い取ってくれて素晴らしい武器や道具に加工してくれるのだとか。


 わからない事だらけで鑑定士との会話がかみ合わず、少し緊張してしまった。


 獣人の他にドワーフ族もいることがわかり、少しだけ会ってみたいとも思った。


 最後にレッドオークがドロップした赤い剣と赤い盾。


 これは炎の剣と炎の盾と鑑定される。

 火属性の魔法が付与されていて、相手に炎や熱の攻撃を追加ダメージとして負わせる事の出来る魔法の武器だ。


 炎の剣 大金貨二十枚

 炎の盾 大金貨十六枚


 実力や性能はわからないけど買取り値段からすると凄く良い物みたいだ。


 これらのドロップアイテムを何処で見つけてきたとか散々聞かれたけど、冒険者の秘密ですと答えたら、鑑定買い取りの人もそれ以上は追求してこなかった。


 こんな結果になったのでサクラと相談してこちらで売る物、日本へ送る物を決めようと思う。



 こちらでの活動資金もあるけど通販代も稼がないとだからな。


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