見慣れた赤髪
最近投稿できなくてすみません!
今回は新キャラ登場です。
リヒトと書庫で話してから数日経った今日。
私はまた街に来ている。
リヒトと会った日から私は街によく遊びに行くようになった。(リヒトも一緒)
始めはリヒトは街に行くのは昔の嫌な思い出があるから、嫌なんじゃないかなと思って、一人で行こうとしてたんだけど、リヒト曰く「リリスと一緒にいれない方が嫌だ」ということらしい。
ちなみに今日で街に来たのは三回目だ。
護衛なしに歩いていたら危ないんじゃないか、と思ったそこのあなた。心配ご無用、後ろにはちゃんと護衛が潜んでいる。まぁ、あの過保護なお父様が護衛なしで街なんて許すわけないよね。笑
近くにいると、緊張してしまうので少し離れた所から護衛してもらっているのだ。
リヒトと二人で歩いていると、見慣れた赤髪が見えた。その赤髪は私たちに背を向けていた。
私は気になってリヒトに声をかけ赤髪に近付いて見ると、やっぱり見覚えのある後ろ姿で私は声をかけた。
「ディルク。なにしてるの?」
声をかけるとディルクは振り向いて私をみて目を見張っていた。
「いや、えっと…ちょっと遊びに来たみたいな。」
なぜか、焦って言うディルク。
遊びに来ただけで、なにを焦ることがあるのだろうかと、思っているといきなりディルクがあっ!と声をあげた。
「こいつが前に言ってたリヒトか?」
ディルクが興味津々と言った様子で聞いてきた。
ディルクにはリヒトのこと話していたけれど、実際に二人を会わせたことはなかったな、と思いながらそうだよと頷いた。
すると、ディルクはやっぱりかぁーといって
「よろしくな。俺はディルク・バルクールだ」
リヒトは最初ディルクに怯えていたが、この短時間でディルクの人柄を理解したのかすぐにいつもの様子に戻った。
「僕は、リヒト。…よろしく」
そう言って二人は握手した。
その時ふとディルクの後ろを見てみると一人ずっと黙っていた茶髪に濃い青の目をした美形の男の子がいた。
「この方は?」
私が不思議に思ってディルクに訪ねると、ディルクは忘れてたとばかりに、また焦りだした。
「えっと、こいつは。……カイ…カイだ!」
なんか、疑う要素しかないんだけれども。
名前を言うのにそんな迷うか?
彼、カイから発せられる雰囲気やディルクの態度からきっと、高い身分の人なんだろうと思った。
名前も偽名だろう。でも、ここでそれを指摘すると面倒くさいので、私は微笑しながら、カイに挨拶した。
彼もディルクの嘘の下手さに笑いながら挨拶してくれた。
「私はリリス・ランバーノです。よろしくお願いします、カイさん」
「カイでいい、敬語も不要だ。」
「じゃあ、よろしく。カイ」
「あぁ。よろしく」
その後、カイが街に来るのは初めてだと言うので四人で街をまわりながら遊ぶことにした。
みんなで楽しくまわっていると、すぐに時間はたってしまい、日が暮れて来てしまった。
日が暮れてきたので、そろそろ帰ろうということになった。
「今日は、ありがとう。初めて来たけれど、楽しかった」
カイがそう言って笑ったので、私も笑い返しながら言った。
「こちらこそ、私も楽しかったわ」
その様子を見ていたディルクが、腕を伸ばしながら、
「んじゃ、帰るか」
と言って、私たちをみた。
「そうね」
「それじゃあな。あっ。また行くから」
思い出したとばかりに言ったディルクの言葉に私は呆れながら笑った。
「うん。待ってるわね」
「リヒトも、次遊びに行った時は一緒に遊ぼうな」
「うん」
リヒトは嬉しそうに頷いた。その様子をみて私は、リヒトが私以外で親しい人ができて良かったと思った。
そして、私たちはそれぞれ帰路につき、楽しい1日が幕を閉じたのだ。
どうでしたか?
最近新キャラが続出してますね。笑
カイは一体誰なんでしょうね?
では、次回もお楽しみに!




