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誓い sideリヒト

昨日は、投稿できなくてすみませんでした…。

ですが!今日の投稿にはその分気合いをいれましたので!

リヒト目線です!

楽しんで読んでください!


 僕がランバーノ公爵家に来てから、僕はリリスの側近として働くようになった。

 だけどそのためには、必要な知識やリリスをいざというときに守る術を持つ必要があった。

 リリスの側に胸を張って立っていられるように、僕は必死で勉強し、剣術を学んだ。


 毎日とても忙しかったけれど、リリスの所には必ず訪れた。

 だって、リリスの笑顔が見たかったから。それに、リリスとの時間は僕にとってかけがえのないものだから。



______________


 ある日の夜、僕は今日学んだことを復習しようと書庫に行った。

 本を開いて読もうとしたとき、僕はふとランバーノ公爵家に来てからのことを思い返した。

 この家に来てから、僕は蔑まされたり、暴力を振るわれたり目について悪く言われることはなくなった。

 みんな僕を普通の一人の人間として扱ってくれた。それが、ただ純粋に嬉しかった。


 赤い目をきれいだと言ってくれた。だけど、僕はそうは思えなかった。

 血のような真っ赤な目。僕はこの目のせいで、今まで親に捨てられてられ、いじめられたから。

 僕にとってこの目は忌々しいものでしかないから。

 ……リリスは、僕の目をどう思っているのだろうか。リリスも僕の目をきれいだと思っているのだろうか。

 そう考えながら、夜空をぼーっと見つめていると



「なにをしているの?」


 振り返ると、そこには寝間着姿のリリスがいた。


「少し考えてたんだ」


 そう言って僕は思っていることを全てリリスに話した。

 リリスは僕が話している間、ずっと静かに聞いてくれた。だけど、時折とても泣きそうな顔をした。

 そして僕がリリスに僕の目をどう思う?と聞くと、今までで一番辛そうな顔をして僕の頬を両手で包んだ。



「私はあなたの目を怖いとも気持ち悪いとも思わない。とても、きれいな目だと思う。それに、目が赤色だから「悪魔の目」とか「不幸を呼ぶ目」とかそんなの分からないじゃない。不幸を呼んでるのは、あなたを不幸にさせているのは、そんなくだらない迷信を信じた周りの人。目は目、目の色なんて関係ない、目であることにかわりはないのだから」


 そう言ってリリスは笑った。


 リリスの言葉が、胸にスッと入ってきた。今まで、目がきれいと言われてもモヤモヤとしかしなかったのにリリスの言葉はすんなりと僕の胸に収まった。

 僕は泣きそうになってしまった。リリスは僕の目をきれいだと言ったけれど、目は目だと。不幸を僕が呼んでいるのではなく、周りの人が不幸を呼んでいるのだと。





 僕は笑った。




 今までの辛かったことも全て、彼女に会うためだったのなら喜んで受け入れよう。

 僕は一生、彼女の側にいて彼女を守る。

 この笑顔を守るためだったら、僕は悪魔にでもなろう。全ては君のために。

 






 この日僕は、深い闇の中神秘的に輝く満月に誓った。






  

 

どうでしたか?

これにて一旦リヒト目線は終了となります。

次回からは、またリリス目線です!

楽しみにしていてください!


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