報告書③ 受付日報との突合
三通目は、装置の記録と、再開後の受付日報との突合結果である。
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当館は本年三月一日に再開した。
入館は無料であり、券は発行しない。
来館者数は受付の当番が手押しの計数器で計上し、日報に記載する。
装置とは別系統である。
再開日から本年十月三十一日までは二百四十五日である。
この期間の日報の合計は一千二百五十一である。
装置の記録の第一日から第二百四十五日までと、日報の第一日から第二百四十五日までを、順に対照した。
二百四十五日、すべて一致した。
再開初日の三月一日は開館記念の行事を行い、二百三十七名の来館があった。
装置の記録の第一日、すなわち前年五月二十日の数値も、二百三十七である。
六月十七日は市内の小学校の見学があり、八十二名の来館があった。
装置の記録の第百九日、すなわち前年九月五日の数値も、八十二である。
当該見学の申し込みは本年五月に受理されている。
日報が〇である日は三十五日あり、いずれも水曜日である。
装置の記録の同じ位置の三十五日も、すべて〇である。
休館期間の暦では、この三十五日はいずれも金曜日にあたる。
再開の日は当初前年十二月一日の予定であったが、工事の遅延により二度変更され、三月一日と決したのは本年一月中旬である。
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二百四十五日、一日も外れていない。
予測ではない。
予測は当たることも外れることもある。
これは、並べたら同じだった。
装置は、館の休みを知らない。
知っているのは、開けたあとの休みのほうである。
再開の日が決まったのは本年の一月である。
装置がその日を一日目として数えはじめたのは、前年の五月である。
――四通目は、装置の保守点検の報告である。




