6話 プルミエール攻防戦
私は今パパの帰りを待つため冒険者協会(基礎工事完了)の広場で待っています
「リュミエールちゃん、英雄様は今、森の奥にいるのですか?」
「うん、パパと一緒に帰ってきたかったけどパパが『大きな魔獣が私の方に行った』って言ったから逃げてきちゃった……パパ大丈夫かなぁ?」
「大丈夫ですよきっと……英雄様ですもの」
「何処に居るんだ?魔力探知で探してるが何処にも引っかからない……町の方に一回向けてみるか……!!!この魔力の濁りはあいつに似ている!!!でもなんで『レメゲトン』が!!!」
♪♫♬♪♫♬♪♫♬
「なんだろうこの音楽……」
「……!!!皆さん逃げてくださいここは私が食い止めます」
「どうしたのパパの分身」
「あれは魔神♪♫♬♪です!!!私でも止められるかどうか分かりませんが、主が戻ってくるまでの間なら時間を稼ぐことができます」
「取り敢えずどうすればいいの?」
「町の方々を避難させておいてください!!!」
「分かったでも危なくなったら逃げてね」
「あぁ」
「おいハーデース聞こえてるんだろ今の状況を上から伝えろ」
(あぁ聞こえてるよ町に魔神プルソンが現れた、魔神の中では比較的弱い方だったけどそれでも魔神は魔神だリュミエールちゃんたちが危ない、僕もそっちにいきたいけど何かに結界を張られて行けないんだ……多分レメゲトンの一部が復活した影響だと思う……だから頑張って倒してきて!!!)
「くそ町からアホホホホホみたいな距離離れてるから疾走×浮遊だと遅え……何かいい解決案は……」
「く……そ……が…………」
「……英雄様の分身がやられました」
「嘘だろ……」
「嘘でしょ……」
ザワザワ
パパ早く戻ってきて、あぁぁぁぁ絶望ってこんなのなんだ
「くそ、俺達が相手だ、行くぞ野郎ども!!!死んでも町の皆を生かせるぞ!!!」
『うぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!』
あぁぁぁぁ行かないで
「俺の娘に手を出させるかぁぁぁぁ」
また一人
「俺の愛した町を壊させてたまるかぁぁぁぁぁ!!!」
また一人倒れていった……もうすぐ死んでしまいそうな人も居るのに……私の精神力が弱いせいなの??ねぇ神様教えて……私にもっと力があれば……
(リュミエールに呪いをかけてあげる)
これは昔パパに言われたことだっけ……
(例え弱くても諦めなければ勝機はある、だけど最初から諦めてたらそんなものは絶対にないよ)
そうだ……私はパパから色々な事を教えてもらった色々な知識、経験、そして魔力の使い方……
「光魔法!!!神聖星光!!!」
「?!」
「……何が起きてるんだ?」
「……傷が癒えていく」
「天使が降臨したんだわ……」
辺りはまっさらになったけど町の人は生きてる……良かった
「お前名前は……」
「……リュミエール」
「そうかそうか……なら死ね」
♪♫♬♪♫♬
「?!」
何が起きたの……音が鳴ったと思ったらいきなりふっ飛ばされた……
「我を誰だと思っている、我は序列第20、プルソンである、先ほどの攻撃では少し傷が付いただけでそこまで対した事がなかったぞ」
うそ……でしょ……私の全魔力を込めたのに……
「ただその力は厄介だ他の序列にも効くからな、そうだこの際殺して私の音楽の一部にでもしよう、HAHAHAHAHAHAHAHA」
やだ、まだ私パパと一緒に結婚式挙げてないのに……
「それじゃあサヨウナラ、リュミエール」
あぁ、もう意識が……
ゴン
「?!?!何者だ!!!」
「てめぇ今俺の娘を殺そうとしたな…」
パ…パ…?
光魔法、神聖星光能力解説
自身の魔力量によって性能が上昇する
周囲に神聖な力を付与する
付与される力
治癒力増加、聖光、意識回復
見た目に変化が出ます
天使の翼が生える
魔物や魔神、アンデッドたちにはそれらが反転してダメージを与える




