47 報告書
〈概要〉
クリスティア法第32条第1項適用事案第3号(通称:第一層殲滅作戦)において、作戦開始から約2日で重要目標である第一層と第二層の間にある砦の確保を完了した。ノルディック・ブラム特殊技術顧問により開発された結界反転装置も正常に作動しており、経過観察中となっている。
第一層内の魔獣の殲滅については、作戦開始から2週間で、第7城壁と第1層・第2層の境界間の領域について、3割程度の捜索・殲滅を完了した。しかし、作戦を継続するための物資の枯渇により、作戦の継続を断念した。
今後は、予備兵力から2万人規模の部隊を編成し、第一層の魔物の殲滅に向けた作戦を再開する。なお、作戦の指揮については、ジグ・ブラスト大将からクレイ・オーガスト中将へ変更する。
〈損害状況〉
作戦参加212,236名の内、死亡者数35名。重症者数152名。中等症者数352名
(補足)
ハンターの死者は0名。重症者、中等症者数は若干名。また、作戦に伴い、城壁内外の警戒が十分にできなかったことにより、民間人にも一定の被害が発生しているものの、現時点で死亡者数は0名。
〈懸案事項)
作戦実施前に懸念していた第三層の魔女による報復の兆候はなし。第二層の亜人についても同様となるが、第二層については、ハンター協会に遠征調査の強化を依頼している。
また、人間の領土が大幅に拡大したことにより、城壁の建設方針、城壁外への移住方針などの再検討が必要な状況となっている。検討チームは既に組成しており、速やかに草案をまとめる予定。
さらに、今回の作戦実行により、今期の予備費が枯渇。不足分については、特別積立金より拠出している状況となっている。今後の作戦継続に必要な予算の手当てはできておらず、至急で臨時予算案の策定が必要となる。




