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「石の歌」

石の来歴が語られ、その石の詩を編んでいくという詩集だった。


僕は正直、彼らの顔は見分けがつかない。

重たい響きの彼らの話も共感できない。


詩人は稀有の才能持ちらしかった。

最も詩人というものは、世界の声より本当はいつも自分の頭に響いている詩に耳を傾けている気がしたが。


石は歌う努力をしていた。

世界創造の歌を聞いていたから。

覚えていたから。

天上で和する美しいその響きに憧れたから。


最初の詩の一節を読んで退屈して本を投げた。


やはり共感できない。

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