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六から十
06
稼ぎ人 恋の駆け引き 仕上がるか 悪しき日怪我の 遺恨に帰せか
かせぎにん こいのかけひき しあがる(か あしきひけがの いこんにきせか)
07
遠ざかる 絵本描く地 疎い灰 倒竹火炎 吠える風音
とおざかる えほんえがくち うといは(い とうちくかえん ほえるかざおと)
08
比喩ならず 退廃各夜 舞子の子 いま欲界は 悪戯な指
ひゆならず たいはいかくよ まいこの(こ いまよくかいは いたずらなゆび)
09
恥じ入るか 夏海水着 覆いたい 大きいスイカ 繋がる意思は
はじいるか なつかいすいぎ おおいた(い おおきいすいか つながるいしは)
10
実る秋 繁吹き時雨も 通る春 音漏れ奇しき 不思議あるのみ
みのるあき しぶきしぐれも とおるは(る おともれくしき ふしぎあるのみ)




