わーい、ダンジョンだー(ボー読み)
いつも読んでいただきありがとうございます。次回は9/26(土)投稿予定です。
9/26追記 申し訳ありませんがインフルエンザに罹ってしまったので10/3(土)投稿予定にさせていただきます。大変申し訳ありません。
王子達とアイテムを買いに行く苦行を強いられた数日後ーーー。
「ダンジョン日和、快晴だな。」
「ダンジョン日和って俺ら洞窟に入るだろう?」
関係無くないかと王太子の言葉に返事を返しているヴェインの言葉をスルーして、王太子はメンバーの方へ目をやる。
因みにメンバーは王太子、ヴェイン、コーデリア、ザフィール、生徒会男女2人にアイリスである。
他のメンバーはダンジョンに自信がないので元々不参加希望、そして予定が合わなかったメンバーたちはここにはいない。
まぁ無理やりする必要も無いしな。
「今日はどこまで進めるつもりなんです?」
ザフィールの言葉に王太子はそうだなと考える素振りを見せる。
ぶっちゃけこの辺りのダンジョンは学園の管轄下なので定期的に魔物狩りをして危険がないように間引いている状態な為比較的安全と言われている。
だからこんなダンジョンなんて軽く3周できるからそんな悩むことかと王太子に若干呆れていると、ダンジョン地図を見ていた王太子が顔を上げる。
「まずは10階を目指そう、それから確認しながら進んでいこう。」
王太子の意見に賛成している周りのメンバーの声をぼんやり聞いていると、アイリスは隣にいたコーデリアに肘で小突かれる。
「アイリス、本当にイヤなら今からでも不参加してもいいわよ?」
ここ数日私の機嫌が良く無いのを知っているからだろう、コーデリアはコソッと自分に耳打ちをしてきたが、それは即座に首を横に振る。
「ワーイダンジョンタノシソウ」
「茶化さないで。」
「・・・・・そんなこと考えませんよ、お嬢様がいるし。何より、私は誰に雇われているかもご存知でしょう?」
雇い主は彼女の父親公爵である、護衛対象放っておいてどこかに行くなんてありえない話しだ。
そう言えばコーデリアはまぁそれはそうだけどと言葉を濁して黙り込むのでもしかしてとアイリスはコーデリアを見やる。
「お嬢様、もしかして怖いんですか?」
そう聞けばうっと声を詰まらせたのでなるほどと納得する。
まぁ確かに普通の令嬢がこんな土臭いカビ臭いダンジョン行きたいとは思わないよなと独りごちる。
そんな彼女の頭をポンポンと撫でる。
「お嬢様は私の傍にいてくださいね、必ず守ります。」
「アイリス・・・。」
「何かあってもそこら辺の人間捨て置いてでもお嬢様だけ守りますから。」
「それは少しだけ周りを助けてあげて。」
切実にコーデリアに言われたのでアイリスは最初渋ったが、仕方ないと頷いたのだった。
いつも読んでいただきありがとうございます。




