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転生女のヒロイン生活〜私にヒロインなんて向いているわけがないっての!〜  作者: ちゃらまる


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よし、ここいらで整理しておこう。

いつも読んでいただきありがとうございます。次回は7/25(土)投稿予定です。




「ではお嬢様、お休みなさい。」

「えぇ、お休み、アイリス。」


今日も何事もなく・・・まぁ、相変わらず邪魔な輩(王太子)がうざったいが平和にこうしてたわいの無い話しをして眠りにつくコーデリアの横顔を見ている事が出来ている。


彼女にはわからない程度に眠りの魔法をかけ深い眠りにつかせたのを確認するとアイリスはゆっくり起き上がる。

実は誰にも言っていないが、アイリスはあの日の洗礼から疲労を感じる事はない。


どうやら洗礼から時間が経つにつれ取得したステータスの能力値へ馴染んだためか空腹も睡眠も必要のない身体へ変貌したようでアイリスはその事実を理解した瞬間、特に何も思わず静かに受け入れていた。


普通の人じゃない事を不幸に思うことよりも別に食べなくても眠らなくても良い身体に利便性を大きく感じたからである。

まぁそれにご飯の味が美味しければ美味しいと感じるし眠っているように目を閉じればいいし・・・まぁそういう体質になった事がバレればきっとコーデリアは心配するから黙っておくけど。

それに利便性がいいからって都合よい使われる人間になりたいわけじゃないし・・・まぁそれは置いてだ。


アイリスは自分の机に向かい紙とペンを用意する。

妹から乙女ゲームとして恋愛イベントを話してくれたが正直興味なかったので全くと言って良いほど覚えていない。

けれどこの世界の時系列で何が起こって主人公達が魔王へ挑む事になるのかは覚えている。


今回の女生徒が起こした事件は謂わば始まり。

きゃっきゃうふふと男共と親交を深めていたアイリス、つまり私が事件に巻き込まれるのはもっと後である。

その頃には人の皮を被った悪魔へ変貌した彼女は全校生徒三分の一分の命を奪う計画を立てたが主人公達によってその計画は頓挫し赤黒く変色した腕を切り落とされた事で彼女は消滅する。

だがその片腕は教師達が回収するまもなく何処かへと行ってしまう。

それが復活する事になる魔王の一部として使われる事になっていたのだが、今回悪魔の変貌になったが直後だったからか元凶の指輪を嵌めていた指だけを切断した事で終結している。

しかも十分な状態ではなかったのか指輪は厳重に保管出来ている事で後々魔王に弱体化の可能性はある。


というか、魔王の媒体は装飾品だったのか・・・なら今後はああいう禍々しい装飾品が出現する可能性が十分にある。

悪魔化した話しは後3つ。

左腕、右脚、左脚だ。

アイリスは思い出しながらペンを走らせた。




いつも読んでいただきありがとうございます。

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