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転生女のヒロイン生活〜私にヒロインなんて向いているわけがないっての!〜  作者: ちゃらまる


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教師陣、あとは頼んだ。

いつも読んでいただきありがとうございます。次回は7/18(土)投稿予定です。

7/18追記 誠に勝手ながら体調不良で次回投稿を7/19(日)投稿予定とします。ご了承下さい。


「な、何ですか!?先ほどの魔力は!?」

「っ!これは一体!?」


乱暴に扉を開けて入って来た教師達はコーデリアとアイリスに現状を聞きながらも蹲っている人ではない姿の存在に警戒をする。


「ぎゃぁぁぁぁ!!」

ばっと蹲っていた身体を急に起こしたかと思えば耳のつんざく悲鳴と共にイティルの身体から黒い煙のような物が現れ空中を霧散していった。

と、同時に制服がボロボロでほぼ全裸に近いイティルの姿に戻ると白目を剥いて天を仰いでいた彼女の身体は事切れるようにどさりと地面に伏した。


彼女の傍にはアイリスが切断した指輪の嵌った彼女の指が転がっていた。

「直ぐに医療室に!」

男性教師に指示を出した女性教師は急いで切断された指に回復魔法をかける。

「先生お手伝いを。」

気を失っているイディルの体に自分の制服をかけたコーデリアに教師は静止を命じる。

「それより何があったのか話してもらえる?ちゃんと話は聞いているから。」


そう言われてコーデリアは簡潔に何があったか話した。

聞いているうちに教師はだんだん顔を青ざめてはいたが冷静さはそのままに彼女を治療を終えたあと、やってきた医療先生達と一緒にイディルをどこかへ運び込んで行った。

とりあえず自分達も医務室へ向かうように言われ、コーデリアと共に何処も異常はないと診断を受けた後後日改めて学園室で説明をすることとなった。


「あとはこちらで調査をしよう。君達はこれを誰かに口外しない事。いいね?」


有無を言わせない圧力の中頷き、コーデリアと一緒に部屋をでたあと、その後どうなったのかアイリス達は詳しく知らない。

ただ、知らなければいけない王太子のほぼ独り言の話しによればーーー。


イディルの身柄は魔塔直属の収容所に身柄を拘束され精密検査を行なっているらしい、精神関与の魔法は禁忌とされているのは危険という事は勿論だが、術者にとっても非常に大きな負担を強いられるためである。

大きな何らかの力の影響もあり、彼女の魔力回路はズタズタらしく下手をすれば自我崩壊するかもしれないのだとか。なのでそれを阻止するために回復させるため治療を施されているだという。しかし重篤の為正直大きく見積もって5割の確率で自我崩壊を食い止められるかどうからしい。例え食い止めたところで魔法は2度と使えない身体になるのも彼女にとっては大きな傷であろう。


そして、彼女の身体をズタズタにした元凶だろう彼女の嵌めていた指輪は厳重に封印され、学園の何処かへ一時保管、そして魔塔へ移動されたらしい。


何故そんなものが学園から出て来たのかと王太子は独りごちていたが、アイリスは魔王のせいだとは口にしなかった。

いつも読んでいただきありがとうございます。

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