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第一章 自分の物語

閉鎖的な現実世界での生活の窮屈感からの脱出から思いついたものであり

元々は、なろうに近いエロ妄想でAIにぶちこんで

遊んでいたのを自分なりにかみ砕いて、健全な内容で描いてみようと

思い至り一から書いてみました。とはいえ、大部分は切り貼りしたようなテンプレ内容ですので

落としどころをみつけて完結までかければと考えております。


【1】

Intra-dimensional exploration research organization 

有域内次元探求調査機関─I.D.E.R.O

元来この組織はマルチバース同士の衝突現象インカージョンを

防ぐべく結成された前身組織“境界防衛隊ボーダーズ本部

所属とする、あらゆる次元からスカウトされた

人員で構成された戦闘部隊であったが、脅威が去ったことを

キッカケに部署の編成がおこなわれ

調査・保護を目的とした機関へとその活動方針を転換させた。

長年に渡りその地味な活動から、機関の必要性に関する

有無を上層部は疑問視していたが

基底世界が破壊され虚無空間を漂っていた、民間人が救助された

ことを発端として、その問題のスケールから大幅な予算増加や

施設投資だけでなく人員が補充されることになり

以前よりも機関は大規模に成長した。

この評価査定の逆転で最も恩恵を得たのは、

【混獣混合機動部隊第一小隊隊長:ヴォイテク】であった

彼は第二次世界大戦中にポーランド軍に所属したシリアヒグマ

連合軍における正式階級は伍長。「兵隊クマ」として

モンテ・カッシーノの戦いにおいて、ヴォイテクは

弾薬運搬作業に力を貸したことで知られ、その生い立ちは生い立ち

1942年、イランのハマダーン付近で、現地の少年が親を

猟師に撃たれて亡くしたヒグマの赤ん坊を発見した。

少年はそれを肉の缶詰2、3個程と引き換えにポーランド人難民に

譲渡したが、まもなく難民の一行の手には余るようになり

近くに駐屯していたポーランド陸軍に引き取られた。

そのクマは1歳にも満たなかったため、当初は固形の

餌をうまく飲み込むことができず、コンデンスミルクを

空のウォッカの瓶に入れて与えられた。

彼は「ヴォイテク」と名づけられた。「ヴォイテク」は

ポーランドの一般的な男性名「ヴォイチェフ」の愛称形であるが

もとの「ヴォイチェフ」の原義は「戦士」「武人」であり

「戦を楽しむ者」「微笑む戦士」といった意味となる。

彼の軍歴はヴォイテクは兵士たちとのレスリング遊びに興じ

挙手の敬礼を覚えた。彼は兵士や一般人らの注目を集め

間もなく付近に駐屯していた全部隊の非公式のマスコットとなった。

そのおかげでポーランド陸軍に正式に徴兵され

ポーランド第2軍団(英語版)第22弾薬補給中隊に配属された。

彼は部隊とともにイラクに移動し、シリア、パレスチナや

エジプトを経由して、南イタリアに入った。輸送船で

動物を運ぶことは禁じられていたため、裏技として

ヴワディスワフ・アンデルス中将の計らいでヴォイテクに伍長の

階級が与えられ、彼専用の軍籍番号と軍隊手帳が発行され

さらに、タバコ、現金も支給され渡航が許可された。

果物やマーマレード、ハチミツ、そしてシロップを食し

時々ご褒美として、最も好んでいたビールをもらっていた。

またタバコを好んで吸ったり食べたりしたという[2]。

正式に兵士として従軍した彼は、他の兵士とともにテントの中で

あるいは特別製の木枠に入って眠った。この木枠は

トラックで輸送された。多くの証言によれば

モンテ・カッシーノの戦いにおいては部隊の一員として弾薬を運び

足場の悪い山岳地帯でも決して弾薬箱を落とすことは無かったという。

モンテ・カッシーノ戦の終結後、ポーランド軍の司令部は

ヴォイテクの人気を認め、「砲弾を持つクマをかたどった紋章」を

第22中隊の公式シンボルとすることを承認した

その時までに、中隊は第22輸送中隊に改称された。

戦後は、1945年に第二次世界大戦が終結すると、彼は

第2軍団の残存将兵と共にスコットランドのバーウィックシャーに

送られた。第22輸送中隊はダンズ近くのハットン村に駐屯し

付近の住民や報道の間で人気者になり、ヴォイテクは

スコットランド・ポーランド文化協会の名誉会員に

選ばれるほどの人物となった。


現在、彼は【混獣混合機動部隊第一小隊隊長:ヴォイテク】

としての階級がありつつも

かつて戦友たちから与えられた“伍長”という階級に強いこだわりがあり

部隊員だけでなく、大半の人物は彼を隊長ではなく伍長と呼ぶのは

そんな彼の心情を理解してのことである。

彼のオフィスには大好物のビールサーバーが設置されており

ハチミツやシロップの甘い匂いが充満している。

大戦時の戦友たちとの思い出の集合写真はデスクに飾られ

3m40cm 体重700kgを支える特注のチェアとテーブルに置かれた

灰皿にはシケモクが山のように積まれ、彼は軍帽のバッジの向きを

調整すると、デスクに広げられた報告書の一枚を手に取った。

昔気質の彼がいまだにデータではなく、紙での報告書を好むのは

彼が人間を脅かすのが好きだからだ

基本的に彼より巨大な人間には出会ったことがない

どんな威圧的な奴でも野生の驚異の前には無力だ

ヴォイテク伍長が率いる部隊に彼と同じように人語を司る

戦士たちが集っているのも、それが理由だ。

可愛がられるだけど、愛玩ではない

彼らは勇ましい戦士なのだ。


「経過はどうなんだ?こいつの」

煙草の灰が書類に落ちないよう伍長は写真を指差す


「変わりはない。弱いニンゲンのままだ」


「鍛えがいはありそうかキマリ」


「適性がない。犬死するだけだ」

獣のような風貌を持つロンゾ族の青年:キマリ 

25歳。身長204cm。

人間と比べれば非常に大柄な体格だが、ロンゾ族として

はかなり小柄で、それを馬鹿にされていた上、誇りである

ツノを折られてしまったことから故郷のガガゼト山を降りたという

経歴がある。


「上層部からまた何か言われたか」


「能力の査定に関するテストを実施せよとのことだ

 遺伝的、身体的、精神的な部分は判明しているが

 まだ隠された能力があるかもしれんと

 お偉方は疑っている」


「基底世界の住民は戦う力を持たない。防衛作戦には参加できない」


「こいつが持ち込んだ情報は大いに我々に天啓を与えた

  さらなる発見が上層部には必要なんだろう」


「では試練を与えるのか。」


「抜き打ちでだ。もちろん安全性に配慮してだがな

 各セクションに指示をまわしておけ」


【混獣混合機動部隊第一小隊隊長:ヴォイテク】を経由して

I.D.E.R.O各セクションには送信された指令は以下の通り

被験者の誘導並びに訓練室・デンジャールームの使用には

慎重を期することを絶対条件とすること。

被験者の生命の危機の際には、第三者の介入または危機の回避に努める

あくまでの被験者本人の意思を尊重とする。洗脳または強制の類は禁ずる

事前検査を実施後に、査定をおこなう。この際に内容を明かす

または仄めかす対応することを禁ずる。


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