勇者を王にしよう2
「コンテ様実は勇者さんをこの国の王様にしたいんです!」
「イース…それはとても難しい事だよ?」
「魔王としてもソルトレイク家に協力を要請したい」
「ふむ…どうしたものか…ミラはその案に賛成なのだな?」
「そうですわ。今の王は魔物の国とずっと戦争しておりますわ」
「そうだが魔物の国からも攻め込んでいるのではないかな?」
「いや。少なくとも俺が召喚されてからは攻め込んでいないぞ?魔物の国の領土だった所を取り戻したりはしたがな」
「王都に居る私では詳しい事情が分からない所もあるからね…」
「勇者さんが国王になればゾーマさんと協力して安全な国になるんです!」
「こんな小さな島で国が争い合うのは終わりにしようではないか」
「ゾーマ殿メダリスト王国は島なのか?」
「異世界の感覚で言えば島だな。大陸はもっと大きいぞ」
「ふむ…」
「どうだろう。メダリスト王国と魔物の国の平和の為に協力して頂けないだろうか?」
「ソルトレイク家の今後にも関わる問題だからね。ソルトレイク領主である息子と話し合いたい。ミラの娘ミゼットとイースの娘パルコの旦那でキャストだ。ミラとイースの娘が嫁いでいるのだからキャストが不利になるような話では無いのだよな?」
「勿論ですわ」
「良い返事が聞ける事を期待する」
「本日は魔王ゾーマ殿の話が聞けて良かった。話し合いの結果がどうあろうと私とゾーマ殿の友好は約束しよう」
「ありがとう」
蔵摩とコンテが握手してソルトレイク公邸を後にする。
「コンテ殿は話の分かる御仁だったな」
「コンテおじさんは貴族思想が高い人だったんだけどな…」
「私達に平民って言ってたもんね…」
「随分丸くなったのだな」
「丸くなったって言うかあたい達を認めてくれたんだよ」
「そうか」
「明日はデラウェア行ってみようか?」
「デラウェアの方が話早いんじゃねぇの?セッテさんとゾーマ仲良さそうだったからな」
「内密だがセッテ殿とは交流があるからな」
「スライム酒場だっけ?」
「セッテ殿はとろけるスライムの柔らかくて滑らかな身体が好きなんだ」
「はぁ…男の人ってみんなスケベなんだねぇ…」
「そうだな…ゾーマはロリコンだし…」
「前にも言ったがあの子達は大人なんだぞ?」
「見た目が子供だろう!」
「それはイースも同じではないか!」
「イースは子供みたいに小さいだけで大人だろ!」
「二人とも…サラッと私をディスらないでくれるかなー?」
「ゾーマ」
ミラはゾーマの肩を掴み…
「勇者が国王になった暁にはセッテさんにスライム1匹嫁がせろよ!あのエロおやじだったらそれで落ちるだろ?」
「…良い考えだ」
デラウェア領主はミラ達の計画に協力してくれるのだろうか?




