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勇者を王にしよう1

数日後蔵摩はミラの家に来て話し合いをしていた…


「美羽はどうやら騎士団には所属せずに冒険者のような形で魔王を倒す旅に出たぞ」

「それって大丈夫なのか!?勇者って最初は弱いんだろ!?」

「美羽も日本人だからな。RPGの基本は分かっているぞ」

「ドヤクエと同じだねー」

「ドヤクエが何かは知らねぇけど大丈夫なんだな?」

「あぁ地道にレベル上げしているぞ」

「じゃあ大丈夫か…」

「俺も影から見守っているからな。今は宿に居るぞ」

「ゾーマさんと対決するまではそのまま様子見で良いんじゃないかな?」

「俺と戦う時に正体をバラすのか?」

「そうだねー。その前に時々会いに行って魔王が悪い人じゃないって思わせれば1番良いと思うけど…」

「分かった。魔王の姿で会いに行ってみるか…」

「ゾーマ正体明かす前にバレるなよ?」

「気をつけておく」

「じゃー私達はミューさんが強くなるまでに下準備しとこうか」

「何するんだよ?」

「ミューさんがいきなり国王って言っても貴族達が反発するに決まってるじゃない?協力をお願いするんだよー」

「そんな事して国王の耳に入ったりせんのか?」

「手当り次第じゃあ王様にバレちゃうから親戚から攻めていくよー」

「親戚っていうとソルトレイク家とデラウェア家それにスヤジ家だな…」

「北と南の大貴族が親戚だから同じ派閥の貴族に頼んでもらおうよ」

「じゃあソルトレイクから交渉していこうぜ!」

「ソルトレイクって言うとコンテ様からかなー」

「キャスト君じゃねぇんだ?」

「キャスト君のお父さんだから説得してもらおうよ。コンテ様はミラの事気に入ってるみたいだし」

「気に入ってるって言うかミゼットの母親だから優遇してくれてるだけだぜ?」

「優遇してくれてるんだったら内密に話位聞いてくれるって」

ミラはコンテに先触れを出し了承を得られたのでソルトレイク公邸に移動する。窓の無い小部屋に通されると…

「ミラ先触れなんて珍しいじゃないか。内密に話があるとか…」

「コンテ様驚かずに聞いて頂けますか?」

「とりあえず聞いてみよう。私にも出来ない事はあるから過大に期待しないでくれよ?」

「分かりましたわ。まずこちらのゾーマさん魔王ですわ」

蔵摩は魔王に変化する。

「ミラ驚くなと言うのは無理があるよ?」

「そして今回召喚された勇者はゾーマさんの妹なのですわ」

「妹が勇者という事はゾーマ殿も勇者という事かな?」

「あぁ。俺は先代魔王が召喚した勇者だ」

「ミラとんでもない大爆弾を落として私に何を求めるんだい?」

コンテはミラ達の計画を手伝ってくれるのだろうか?

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