勇者を王にしよう3
翌日…
「ルミナスそれじゃ店は頼んだぜ」
「まかせてなの♪」
ミラ達はミラの店デラウェア支店を出発してデラウェアの領主館に移動する。
「たのもー」
「ミラ様いらっしゃいませ。本日はどのような御用件でございますか?」
デラウェア家の家令にセッテへの面会を申し込んで応接室にてしばらく待つと…
「ミラよく来たな。ゾーマ殿も一緒とは何かあったのだろうか?」
「折り入って頼みがあるんだ。人払いを頼むぜ」
「分かった」
セッテが手を振るとメイドと家令が部屋から出て行く。
「それで何があったのかな?」
「俺から話そう。セッテ殿は王都で勇者が召喚されたのは知っているか?」
「噂程度は聞いたが…脅威と思わずともまだまだゾーマ殿には敵うまい?」
「まだ出発したばかりだからな…勇者は妹なのだ…」
「妹!?妹御はゾーマ殿が魔王と知っているのか!?」
「まだ知らんが昨日魔王の姿で会ってきたぞ」
「折角の再会が魔王姿で良いのか?」
「計画があってな」
「ほぅ。計画に協力しろと言いに来たのか?」
「そうだ」
「して計画とは?」
「妹をメダリスト王国の女王にしようと思っている」
「あっはっはっはっ…なんと破天荒な事を考える。面白い協力しようではないか」
「そんな簡単に良いのか?」
「良いに決まっているだろう?友の頼みだからな」
「感謝する。妹が女王となった暁にはスライム娘を側室として献上するぞ」
「女王になった暁などと遠慮せずに明日にでも嫁がせれば良いが?」
「セッテさんメダリスト王国内でスライム娘なんか囲って大丈夫なのか!?」
「ミラ。私はデラウェアの領主だよ?王都から離れたデラウェアで人知れずスライムを囲う位わけないさ」
「わかった。明日は無理だが出来るだけ早く選定する」
「キングとろけるスライムで頼むよ。とろけるスライムでは子供っぽ過ぎて食指が動かんのでな」
「分かった」
「セッテさんってスケベを通り越してるよな…」
ミラがイースに小声で言うと…
「そうだねースライムの種類まで指定するってどれだけ詳しいんだろうねー」
「ミラ聞こえているぞ」
「やべ」
「折角側室を嫁がせてくれると言うんだ希望位言うさ。さけるスライムは表皮が固くてまるで石を抱いているようだしキレてるスライムは抱きしめると千切れるからな…すぐに元に戻っても興が削がれる。その点とろけるスライムは柔らかくて抱き心地が良いんだ。次にスライム系はロリ系というか低身長で凹凸の少ない体つきでキングスライム系は身長が高くゲフンゲフンが大きくて…」
「スライム談義はもういいよ!セッテさんがエロオヤジって事が再確認出来て良かったよ!」
しばらく話した後…
「協力感謝する」
蔵摩とセッテが握手してデラウェア家を後にする。
「セッテさんが思いのほか乗り気だったな」
「セッテ殿はスライム酒場で王の悪口を言っていたからな…」
「やっぱり戦争ばっかりしてる王様じゃ家臣は大変だもんね…大丈夫だと思うけど一応スヤジ家も話しとこうか?」
「そうだな。協力者は多い方が良い」
「おっけー明日はスヤジ家だな!」
着々と協力者を増やしていくミラ達であった。




