つまり
つまる所、エロスの興味は尽きない。
真っ裸で布団に潜り込んだりするぐらいは平気でやっていた。何回目かの奇襲を迎えた彼らは一目散に夜の街へ飛び出した。
「そして、真の本職に出会ってからは全く相手にされなくなかったんだわ」
「それはそれは…」
絶技を極めた本職をなめてはいけないと言うわけだ、お陰で色仕掛けの真似事をすると鼻で笑われる。
「今じゃ風呂上がりに半裸で歩いても大丈夫だよ。…ちくしょう。」
「それは女としてどうなんですか…」
確かに、半裸は言い過ぎだけど、二人は要は身内には手を出さないって事さ。
全裸でないからセーフだよね?
「白菜美味しいですね」
「浅いけどうまいねー」
シャクシャク草食動物が二匹。
「「出来たーっ!」」
しばらくそうしていたら、男二人の歓喜の声が厨房に届く。ビストロス〇ップみたいだったなと話しながらシャクシャク白菜を食べる。
「ぉや…きませんな」
「…きませんね」
どんぶりにご飯をよそって二人が完成したお椀を持って来るのを待っていたのだがなかなか来ない。
「どうしたんですかね」
「なんだろね」
よもや亭主関白発動かと思いながら、様子を伺いうために厨房から顔だけを覗かせる。
「…寝落ちしてる」
「そうなりますよね」
壁|=)=)
その先では二人はテーブルに突っ伏してぐーぐーと寝息を発てていた。
「…勝手にたべようか」
「そうしましょう」
完成したお椀を回収しに近づけば寝息に混じって腹の音もしていた。
やり遂げたアホ二人は放置して二人で先に牛丼を食べてしまう事にした。
目を覚ました二人は普段の倍くらい平らげました。




