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STYRACOS  作者: 旦児
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荷電粒子砲

新型骸竜はエドモントニアの姿をしていた。

肩のトゲは対シールドパイルバンカー。

その能力はまるでスティラコスキラーとでも言うべきものだ。

この強敵を前にレットが選ぶ選択とは!?


◆参考

・スティラコサウルス

http://webzukan.uh-oh.jp/スティラコサウルス・アルベンテンシス

・エドモントニア

http://webzukan.uh-oh.jp/エドモントニア・ルゴシデンス

「わたし・・・ダメだと思います。」

 マオが苦言を呈する。

「なんでだ?」

「盛り上がりに欠けます!」

「知るか!」

 マオの苦言を一刀両断。

 もうすでにスティラコス・アルバートは出撃を完了している。

「新型なんですよ!あの肩はおそらくパイルバンカーになっています。スティラコスのシールドを破るために考えられた装備なんですよ!?」

「破られたら危ないだろうが!」

「そうですけど!」

「それにこんな時じゃなきゃ使えんぞ、この装備。」

「うっ・・・」

「母様の装備をフル活用したくないのか?」

「うっ・・・わかりました・・・ごめんなさい、父様・・・あなたの教えてくれたロマン・・・わたし、守れませんでした・・・」

 どうやら謎のこだわりは父親の影響だったらしい。

「8823との通信は?」

「出来てます。」

 今回の作戦に当たって、ボーウイング8823とアルバートを特殊なケーブルでつないでいる。

 骸竜の力場下でも通信が出来るケーブルだ。

「位置は?」

「速度変わらず・・・いつでも行けます。」

 ボーウイング8823を観測機として使用する遠距離狙撃。

 それが今回の作戦だ。

「行くぞアル!」

 こちらの声にアルバートが「ヴォ!」と応える。

 ターゲットの姿は見えない。

 だが位置はすでにアルバートに入力している。

 今回の装備はバスター。

 遠距離から敵を倒すための装備である。

「位置修正、荷電粒子砲・・・ファイヤ!」

 ゴウッと音がして衝撃がコックピット内を襲った。

「くっ・・・」

 バスター装備。

 遠距離用装備で骸竜を破壊するのが今回の作戦だ。

 その荷電粒子砲は結構な衝撃がある。

 それを微調整して正しい位置へと修正する。

 ビーッビーッと音がして、衝撃が収まった。

「荷電粒子砲、再使用まで2時間。」

「長えな・・・」

 これがバスター装備の問題点。

 一度使うと、再使用まで時間がかかってしまう。

「ボーウイング8823から通信受信!ターゲットが」

「やれてなかったのか?」

「無事消滅しました。」

「そりゃよかった。」

 こちらに合わせてパワーアップしてきたような骸竜。

 彼はその力を見せる事なく消滅した。

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