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STYRACOS  作者: 旦児
14/20

防衛装備

その装備は守りの要

全身のビームが敵を迎え撃つぞ!

◆参考

・スティラコサウルス

http://webzukan.uh-oh.jp/スティラコサウルス・アルベンテンシス

「ターゲットマルチロック」

「ターゲットマルチロック!いつでも行けます!」

「ビーム一斉発射!いっけえええええ!」

 スティラコス・ヘビー装備。

 鈍重ではあるが防御力に特化した装備。

 肩、背中、足にアーマーを装着し、アーマーには迎撃用のビーム砲が内臓されている。

 そのビーム砲の一斉射。

「着弾を確認・・・回収作業に移ってください。」

「・・・スティラコス・ダイソン装備とかないの?」

「あるわけないじゃないですか!スティラコスを何だと思ってるんですか!?」

「農耕装備あったんだから、掃除装備ぐらいあるかなと思うじゃねえか!」

「そもそも本をそんなもんで回収したらぐちゃってなるでしょう!」

「それはそうだけども!だったら本を干すのにビームを使うな!」

 ビーム砲のターゲットになっていたのは本。

 ビーム砲は迎撃用と言われているが威力が低い。

 具体的には本を燃やさず、乾燥しすぎず、丁度よい感じにする威力だ。

「でも母様の研究記録によれば画期的な武器だって書いてましたもん!」

「これ本当に使いものになるのか?」

 ちなみにブースターはついていない。

 加速出来れば重さというのは武器になる。

 だが、その重さを活かせるような機能はない。

「今役立ってるじゃないですか。」

「戦闘でだよ!」

 本を燃やせないビームが何かの役に立つとは思えない。

「戦闘に役に立たない物が作れる・・・そんな時代であって欲しいです。」

「そうだな・・・今それは関係ないけどな!」

スティラコスは戦闘用ロボット。

そしてヘビー装備は籠城戦を想定した装備であるはずだ。

つまり戦いのための物だ。

「そうですね。じゃあ本の回収を開始してください。」

 サラッと流された。

「手伝ってくれるか?アル。」

 スティラコス・アルバートに話しかけると「ヴォ」と短い返事があった。

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