合法ロリの困った姉貴 なろう大戦
「ただいま〜〜」
「あっ、弟くん!お帰りなさいデス」
「お兄様、聞いて下さい!お姉ちゃんが酷いんです!玲奈の言う事を全然、聞いてくれて無いんですよ!」
あぁ〜、また、戯れ合ってるのか、仲が良いのか悪いのか、まぁ良いんだけどね。
「どうしたの?」
「最近の、お姉ちゃんの書いた本、皆んな妊娠エンドしちゃってるんです!」
あぁ〜、嫌な予感がする。逃げたくなってきた。
「玲奈ちゃんは、お子ちゃまなのデス!妊娠は純愛の結晶なのデス!」
「プ〜ッ、笑っちゃいます。攻めを妊娠させてどうするんですか」
また、アレか………。この話題は、エンドレスに続くんだよな〜。逃げ出したくても、姉貴が俺のシャツを握り締めてるし……。
「ムムッ、玲奈ちゃんこそなんデスか!棒が6本とか穴が8っとか触手じゃあないんデス!!」
「フフン、魔界に棲息する朋輩なら、棒も穴も多ければ多い程、良いのです。お姉ちゃんこそ、ヤオイ穴作ってるじゃあ無いですか!」
ヒーーッ、聞きたくない!目を瞑って耳を塞いで、私は、 貝になりたい………。
「ト、言う訳で、弟くんにも小説を書いて貰うのデス!!3人の内、誰が1番美しい感性を持ってるのか、検証するのデスよ!」
「???、訳が分からないですが…………」
「フフッ、玲奈が1番に決まってます。小学校の感想文では、いつも表彰されてますから」
もしかして……………。
「レイナちゃん、まさか前に書いたBL本の感想文も?」
「はい、勿論です。何故か、生物科学の本の部で表彰されましたが」
「…………………………」
「お姉ちゃんは、一応ですが商業本を書いているプロさんデスから、トップを狙えなのデス!」
「で、具体的には何をやるの?」
もう、どうせ逃げれないし、早く終わらせたい。お腹も空いた。
「R18の厶ーンライトノべルと云うサイトに、3人で BLを題材にした短編小説を投稿するのデス。10日後に 評価点が1番高い人が優勝デス!」
優勝したくないし。 ソレに解っちゃった。何故、2人が俺を巻き込んだか。要は、自分が負けた時の為だ。負けても2番だからな、3番目の俺は、2人のプライドを補完する為の道具って訳か………。
「お姉ちゃんには、負けません! お兄様は、…………まぁ、頑張って下さい」
酷い!昔から作文なんて苦手だし、未だに助教に文法が滅茶苦茶だって注意されてるんだゾ。どうしよう、BLの創造力なんて皆無だし。
仕方がない、思い出したくもないが、アレを書くか………。
「お姉ちゃんは、どんな題材で書くつもりですか?」
「巌流島決闘デス!!長身、色白な小次郎が長刀の様な○○で、武蔵の木刀並みの○○をメス落ちさせるのデス!」
「えっ!!お姉様、もっと詳しく聞かせて下さい」
「後で詳しく教えるのデス、それよりも玲奈ちゃんは、どんな設定にするのデス?」
「日本隆起2020です!! 男体化した玲奈が、お兄ちゃんと一緒に駆け落ちします。邪魔なパパは、股間の山芋で 爆殺です。リンゴではなく、危ない葉っぱ入りカレーを食べたお兄ちゃんに襲われ、隆起した部分を……………」
聞きたくない!!俺は、速攻で逃げ出した。
10日後。俺は、そんな忌まわしい出来事は、すっかり 忘れていた。
2人がパソコンの前で青ざめている。
「どうしたの、二人揃って?」
「弟くんの圧勝デス…………」
えっ、圧勝って?そういえば、投稿してから全然チエックしてなかったワ。
ふ〜ん。評価点○○○○点か、高いのか低いのか、サッパリ分からん。
「姉貴は、何点だったの? レイナちゃんは?」
「○○○点デス…………」
「……………………ゼロ点です。ウフッフッフッ」
あっ、レイナちゃんが壊れた。
「でも、弟くんの短編小説、凄いデス!!萌、萌デス!!」
「玲奈もです!凄いリアルで、神作品でした!!どうやったら、あんな風に書けるんですか?」
「……………………実話だから」
電車内痴漢が題材なのだか、小説なんか書けない俺は、 実際にあったコトを書いたのだ。
「「ファ〜〜〜ッ!!詳しく聞かせて下さい!!」」×2
嫌だし。それより、レイナちゃん。ペンネームに性奴隷は ヤメて下さい。
終わり




