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ヒツジさんの執事さん  作者: 美琴
第二章
45/67

44・周辺状況




 学院生活も2年目に入ったのだが、最近やたら周囲が騒がしい。

 …いやもともとレオンの件もあって、あたしの学生生活は静かで平穏ではなかったのだが。

 1年開始の春も騒がしかったが、たぶん今の方がもっと騒がしい。

 良い意味でも、悪い意味でも。


 先ず、例のアルメリアとの契約の件だ。

 契約をしてしまった事は隠せないし、隠して後でバレた時の追及が面倒だったので素直に話した訳だが(主契約者はレオンってことになってるが…)。

 人間と妖精の組み合わせは、やっぱり一瞬引かれる。あたしがどんな子なのか知っているクラスメートなんかは大丈夫だろうと思ってくれてるみたいだが、それ以外の一般生徒には一時遠巻きにされた。

 それはレポート提出の後、あたしが所持している魔法はあたし自身にしか使えないとちゃんと先生の方から伝えられ、怯える必要はないと理解が……とりあえずは得られた訳なんだが。

 逆に、正しい理解をして貰おうとその件を広めたのが運のつきというか。


「君だね! 2年生のニンゲンの子! ちょっと君が契約した妖精について、話を聞かせてもらえないか!」

「他に類を見ない魔法を授かったそうじゃないか! ぜひその使用感や用途、現在の限界値について実験をしてみたいのだが、時間はあるかい?!」


 …こういう、未知へ恐怖ではなく知的好奇心を掻き立てられる、学者科の先輩後輩むろん同級生も、が押し掛けてくるようになった。

 学者科、というクラスに所属する子達は、おしなべて変わり者である。

 むろん個人個人の個性はあるが、だいたいの傾向としてスイッチが入ると遠慮とか配慮とか言う物がどこかへ飛んでいく。

 グイノス先輩が一つの例だ。まああのヒトは中でも特に飛んでるが。ペンギンなのに飛んでいるとはこれいかに。

 おいといて。

 貴族科の生徒は、プライドが高いがだいたいの生徒は品が良い。大人しいというか、例えばレオンに関する事ならまだしも、貴族とはいえ使用人の事できゃいきゃいと大騒ぎなんて、したくても出来ない。

 あたしに好感を持っている、あるいは無関心な生徒は興味と好奇の視線を向けてくるだけだ。これに関してはもう慣れっこなのでどうでもいい。敵意を持ってる生徒は現在大絶賛陰口考え中、あるいはナウ。これもどうでもいい。

 使用人科の生徒は情報を仕入れようとする感覚があるせいか、所属が同じだけあって遠慮なく質問されたりしたが、深く突っ込んでこようとはしなかった。

 正しく理解した末、それが良い事か悪い事か。それがわかれば、満足する。

 役人科の生徒は、なんというか先生に対する服従心……じゃないが、信頼というのかな? そういうのが強いので、先生方の説明で納得し終了したようだ。

 で。

 1、新たな知識、興味のある事柄に対してプライドなんて投げ捨てる。

 2、有益無益のさらに次、新たな可能性を探求したがる。

 3、自分の目で確かめ吟味する事に喜びを感じる。

 ……以上の性質を持った学者科の子達は、休み時間になる度に、数人体制で突貫してくるのだった。


「……昨日もそんな話におつきあいしたのですが…」

「ああそうなんだが、すまないまだ聞きそびれていた事があったんだ!」

「全く、この学院の自由時間は少なすぎる! これは先生方に陳情して、全学年合同の研究授業の時間を設けるべきではないか」

「やめてください」


 あたしにも授業と宿題と家事があるんですよ!!

 なんせ、妖精魔法自体は普通に存在しているものだが、この国においてはレアなものだ。たぶん、外国から来ている魔法学の先生方しか持っていない、かな?

 これがレオンだけだったら、何せ王子様だ。流石の好奇心の徒も遠慮す、…するかな、…彼らがしなくてもさせられるだろうが。

 メルルも貴族科生徒。たぶん学者科生徒には、貴族科に下手に絡むと面倒にしかならないという認識でもあるんだろう。事実だし。

 そこへ、貴族の子ではあるが使用人科所属のあたしである。

 そりゃあ標的にもなるだろう。気兼ねなく突貫して質問責めの実験協力要請。解らないでもないよ。


「……昨日も申し上げましたが、私が授かった魔法は私自身にしか効果を発揮しないものです。研究をしても、世に役立つ物ができるとは…」

「いやいや、マリヤ君それは早計と言う物だ。自らの身体操作が出来る、それはつまり君には君自身の身体の変化は解るだろう? 思いもよらぬヒトの体の繋がりが発見出来るかもしれない」

「ある部位の疾患の原因が全く離れた場所にあるという症例もある。肩の痛みの原因が実は目にあるというのは有名な話だ」

「あるいは、君の『強化』でその繋がりが判明する事もあるかもしれんだろう?」


 ちくしょう、尤もらしい事を言うなあ。

 使用人科2年の教室に躊躇なく飛び込んできた学者科の先輩後輩同級生の混合チームは、場の視線や空気などお構いなしに語り合う。

 やれ、生物の治癒のメカニズムの解明だとか。細かい操作が出来るのなら、筋力の上昇の倍率はどうだとか……

 言っとくが、あたしもまだそんな細かい操作は出来んわ!!

 どうしようかと悩んでいたら、突然学者科連合軍の後方がざわっとざわめき、次いでモーゼの十戒が如く目の前の生徒が左右に開けた。

 そこをぺたしぺたしと歩いてきたのは。


「やあやあマスタード君! 見てくれたまえ、遂に例のモーターの試作と試運転が終わったんだ!」

「……だからマリヤです、グイノス先輩」


 いつものペンギン先輩が、ヒトだかりなど眼中にないとばかりに登場。もう最初の一文字以外は字数すら合ってないじゃないか。

 彼は学者科の生ける伝説みたいな扱いになりつつある。何せ、役立たずだった雷魔法のエネルギー転用の理論を発表したのだから。

 風も水も使わない駆動装置は、室内で使うにあたって非常に便利だ。

 どころか、風や水よりもはるかに強いパワーすら発揮する。

 その研究に取りつかれた先輩は、もう学院公認で研究開発の日々である。最低限の単位を取る為の授業には出ているようなんだけど…

 まあ、彼の研究院就職は最早ゆるぎないだろう。その点はよかったと思うよ。

 さておいて、妖精魔法についてどうのと言っている所に、グイノス先輩が来る。

 彼は良くも悪くも、空気と状況を読まない。


「なんだ、グイノスも彼と知り合いなのか?」

「うむ、彼は僕の大切な友人であり、僕の大恩人でもある。彼の発想なくして、電磁石もモーターも存在しなかったと言っても良いだろう。彼は素晴らしいヒトだ、聞くところによれば最近巷を騒がす印刷機も彼の発案なのだとか」


 ……どこで聞いた。誰に聞いた。

 尋ねたら、駆動装置が印刷機の自動化にも使えるのではないかという話があるようで、その流れで発案者があたしだと聞いてしまったらしい。

 きっと口止めされたよね? …まあ先輩はそういう所、ルーズだからきっと覚えてないんだろうけどさ。

 あたしの同級生達はその件について口止めされていたのだが、知らされていなかった3年生、そして1年生はここで初めて明かされ、一気に噂が広まる。

 あわてた先生方が1年生・3年生にも外部は漏らすなと通達したが。

 幸い全員寮暮らしのこの学院。水際阻止は出来たようなのだけれど。


「マリヤ君! 放課後に時間をくれないか! ちょっと僕の研究について聞いてほしい、是非とも君の意見を聞かせて貰えないか!」

「待って下さい先輩、私はお昼から待ってるんですよ?! 私が先です、新発見された鉱石の……」

「失われたニンゲンの技術について書かれたと思われる書物を見つけたんだ! これが真実なのか君も一緒に確かめてくれないか?!」

「せめて順番に一人ずつになさって下さい」


 同時に相手出来るかっ!!

 ますます持って遠慮をなくす知の探究者達が、妖精魔法関連とか一切関係なく詰め寄ってくることになった。

 前にもあったねこんな事!!

 先生方はまだ一縷の理性が、……いや、無かったな…。あの時は1日で済んだけど、これが連日だからたまったもんじゃない。

 最終的には使用人科のクラスメートが気を利かせてくれたのか、整理券みたいなのを配ってくれたりと、収拾のつかない状況だけは落ち着かせてくれた。

 あたしは動物園の珍獣か。珍獣だけど。




――――――




 そんなこんなで1月ほど、学者科の生徒に追い回され、さんざ話につき合ったりしたのだが。

 噂が外に出るのは止めようとしてくれたのだが、先生方は生徒達があたしを追い回すのは止めなかった。…どころか一部先生は参戦してくる始末。

 たぶん、先生よりも気安く接せられるだろう生徒達相手ならあたしの口も軽くなるのではとか思ったんですよ、きっと。

 とりあえず、この間あたしからの発言はそれぞれの研究で詰まっている所で、あたしがわかる範囲での助言位に止めといた。

 下手に新しい物放り込むと、本気で研究院に拉致されそうだし…

 それが参考になった例もあるし、微妙に外した例もある。あたしだって万能じゃありません、わからないことはわからない。

 やっとこさ、それが収まって。ようやく落ち着けると思ってきた矢先。


「あ、あの、マリヤ先輩!」

「はい? …ええと、貴女は?」


 一日の授業が終わり、夕食まで時間があるので一度寮の部屋に戻ろうとしていたあたしとメルルを、後ろから少女の声が呼び止めた。

 振り返ると、見覚えのない小さな女の子。

 制服の色から察するに1年生だから、後輩。校章は使用人科のもの。

 メルルよりも小柄な狸のお嬢さんは、決意と緊張をたっぷりと含んだ表情で、言い放った。


「えと、使用人科1年の、シヤンと言います。あのっ……入学式から、ずっと憧れてました! もし良かったら付き合ってくださいっ!!」


 ……瞬間、隣にいたメルルと、たまたま近く通りがかったらしいポーラ様からのオーラったら無いわ。メルルはともかく、ポーラ様怖いです。

 どうしてこんな事になったのか。

 入学式、と言ったからアレだろう。同じ科の2年生・3年生から1年生達に挨拶的なものがあったのだが、あたしがその2年生代表やらされた。

 成績ほぼ拮抗してんだから、エルミン君にやらせて欲しかったのだが、クジで決まったのだから文句も言えない。

 それが原因なのは分かるのだが、どーしてそこに帰着するのかがあたしには謎である…


「…貴女のその好意と勇気はとても有難く思います。ですが、申し訳ありません。私はメルルお嬢様の執事になるという夢がありますので、それを叶える為にも今は恋愛という事柄を考える余裕は無いのです」


 貴女が嫌いな訳じゃないのよ、と。やんわり、けれどきっぱりお断りする。

 嫌いな訳じゃないけど、そもそもあたしは貴女を知らないのよ、狸さん…

 目に涙を浮かべつつ、彼女は引き下がってくれた。

 これは非常に物わかりの良い方で、なんというか黙っては引き下がらない猛者が結構居るのが女子というものである。

 なぜか本当にわからんのだが、2年生になってからこっち…というか、妖精魔法のいざこざの直後あたりから、突如このイベントが激増した。

 1年の時は、ポーラ様を除けばなかったぞこんなん。

 多いのは後輩達だが、一部先輩方、そして少数の同級生からもあった。

 そして後輩は後輩だけに強く出れないのかあきらめてくれる子も多いのだが、先輩から同級生は諦めずにあからさまな好意飛ばして頻繁に話しかけてくる子が多いのが頭が痛い。

 そしてその度に、ブラコンのお姉ちゃんと、一番手であったにも関わらず大っぴらには出来ない公爵令嬢の機嫌が悪くなるので勘弁してほしい。

 いや、ご機嫌はおやつで取り戻せるけど。あたしは全部きっぱり断ってるぞ!

 メルルの執事になる為の勉強に集中したいのもあるけど、繰り返すがあたしに動物への性愛趣味はなく、頭の中身は女だからだ!

 …別に好かれるのはイヤではないんだがねえ…





「まあ、…仕方ないとは思っておりますわ。気持ちは解りますもの」

「成長期が著しいからよね、絶対」

「羨ましいですよ? …いえ、モテてる事ではなくて身長が」

「え、エルミン君も、ステキ、です…!」

「そろそろファンクラブが出来そうだな。男冥利に尽きるだろう」

「レオンに言われたくはないわ」


 お弁当の時にどうしてこうなった、と零したら皆からコレですよ。

 うんまあその。

 ……成長期来たのか、一気に身長が伸びたのは認める。

 今14歳だよ。14歳で170オーバーはでかいだろ。中2でしょ? もう前の世界のあたしとほぼ変わらないじゃないか。

 エルミン君は今たぶん160ちょいくらいだ。10センチ差はでかい。

 この6人ではメルルが一番小さく、それから次いでサンセさん、エルミン君、ポーラ様、あたし、レオンの順だ。

 あたしもかなり伸びたが、レオンのがちょっとだけ高い。ので、君に言われる筋合いはホントに無いよ!! 毛皮とタテガミのせいでガタイだってよく見える。

 あと君のファンクラブはとっくに出来てるからね! 主に貴族女子で構成されてるのがね!

 レオンにベクトル向いてない、あるいは特定の好意を持つ相手がいない子がこっちに流れてるようだ。サンセさんは相変わらずエルミン君一筋。尚、最近二人結構仲が良い。いいぞもっとやれ。


「悪意や害意はほっとけば良いんだけど、むしろ好奇心や好意で来られると、扱いに困るのよねえ…」

「マリヤは優しいものね。だから付け上がられるんだわ」

「先ほどの方は少々見苦しかったですね。差し出がましい真似を、改めて謝罪致しますわ、マリヤさん」

「ああいえ、あれは普通に助かったから…。こちらこそ有難う、ポーラ様」


 稀に、常識を逸して食い下がってくる女子が居る。

 断られても尚、あきらめない! 彼を振り向かせてみせるわ! …というまっとうなアタックなら良いんだけどね。

 私の申し出を断るなんてありえないわ! どんな手を使ってでも手に入れてやるから! というのが居るのである、主に貴族女子!

 このお弁当タイム直前、仲間なのか取り巻きなのか、男子女子織り交ぜてあたしとメルルを呼び出して取り囲み、交際を迫った侯爵家令嬢が居た。

 元々親の爵位を笠に着る鼻持ちならない女子だったのだが、何で君はレオンじゃなくてこっち来るし。ああ、ポーラ様が居ると思ってるからか?

 我儘お嬢様なりの全力アピールではあったんだろうが、それで相手が好きになってくれると思っているのだろうか。彼女の神経と頭を疑う。

 結局なかなか来ないあたし達を探しに来たらしいポーラ様に、見苦しい真似をするなという一刀両断をされて事無きを得たのだった。

 ポーラ様相変わらずお強い。


「もういっそ適当な誰かと付き合ってみたらどうだ? 少なくとも、そういう話が無くなりはせずとも、減るだろう」

「いや、そういう手段選ばない子が居る以上、その適当な誰かが気の毒でしょう。それに、明らかにトラップ混ざってんのよね…」

「……トラップ?」

「不純異性交遊に持ち込んで、脅す手段にしようとしてるお馬鹿さんの手先がね」

「今までを思えば、居てもおかしくは無いか…」


 こんな状況のせいか、男子諸君のあたしへの敵意が更に上がっている。

 これって、第三者から見ればハーレム? ハーレムっぽい状況にあたしがデレデレしてるように見えるの? ものすごく不本意。

 そういう子息の息がかかっているらしい女子が、若干名混ざっているようで。

 別にこの学院は男女交際禁止ではないが、当たり前の事ながら過度に風紀を乱すようなことをしてれば厳重注意、下手すりゃ退学ありえる。

 つまりハニートラップですよ。あたしにハニートラップ。うけるわ。


「気づいてない罠もあるかもしれないし、それにわざわざ足突っ込むスリルを味わう気はないし。いざって時にメルルと優先順位を悩む存在は、いらないかな」

「徹底してますねえ…」

「ふふふ。マリヤはわたしだけの執事なんだものね!」

「ええ、そうね。その辺、他の男子女子もわかってくれれば楽なんだけど」


 ただそれでも、中学くらいの年で女子の好意集めてる、もともと気に食わない相手なんてのは、嫌う以外の選択肢ある訳ないよね。

 理解はするけど、どーしたらいいのか。

 敵意や悪意よりも、よもや好意や興味から来る状況の方が面倒になるとは…

 できることなら、応えられはしないけど、好いてくれてるヒトには邪険に扱うようなことはしたくないし。

 と、思って行動してると、更に女子さん達のボルテージは上がり、男子達のヘイトも上がっていく訳だ……

 いやクラスメートは来る女子全てを断ってるの知ってるし、あたしの性格も知ってるから大丈夫のようなんだけど、例によって貴族科男子達が…

 一部、レオンにベクトルの行ってないお嬢様達もいくらかこっちに向いてるのでそれが気に食わないのだろう。

 新年パーティのポーラ様に袖にされた男子の恨みも深まるってものだ。

 ……困ったモンだなこれ。ほっといていいものなんだろうか?

 ほっとかないにしても、解決策は解らないけども。

 願わくば、妙な行動とか起こさないでほしい。折角2年生まで進級したんだ、無事に皆で卒業しようよ。

 手を出されても極力スルーするけど、それで自滅して消えていく様を、別に良い気味だって笑ってる訳じゃないんだよ!

 …別段心を痛めてもいないけど。


「3年になったら、平穏な学院生活にならないかなあ…」

「…もう2年生で平穏なの諦めてるんですか。半分も来てないですよ」


 割とね。


「なんじゃ、気に入らぬ輩が居るのなら、わらわが吹っ飛ばしてやろうぞ?」

「やめて。そういう物理行使好きじゃないの」


 あと、いつから来てたのアルメリア。声をかけて。

 音もなく出てきた妖精さんに、手作りしたお座布団と人形用ティーセットでお茶を準備しつつ、溜息を吐いた。

 気に入らない相手を一人ずつ物理排除していけば、平和な世界になるってもんでもありませんからねー……







 近況ダイジェスト。


 マリヤさんには、悪意より敵意よりいやがらせより、純粋な興味や好奇心からくる好意の方が疲れさせられるようです。

 自分を嫌っているのではない相手を、出来れば邪険にしたくないのです。


 別に異世界チートハーレムを書いてるつもりじゃないですが、友達に『もててるって言っても名前もないモブだからハーレムじゃないよね』って言ったら、『モブでも答えなくても囲まれてたらハーレムじゃね?』って返されました。

 どうなんだろう(’’)

 どちらにせよ、この世界のアニマルっ子さん達とマリヤさんがくっつくことなんてありませんが。想像つきませんよ。




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