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まっすぐに
「ごめんお待たせ」
「-2分遅刻」
「遅刻してないじゃん!」
なんて反論しながら改札へと向かう
今日は気分転換に水族館に行くらしい
電車に揺られて30分ほど、駅に着いた
「海の方まで来たの?」
「だって近くにいい水族館なかったんだもん」
早速水族館が姿を現した
海の上に作られている水族館
まるで灯台のようだ
だがそこまで大きくはない。
中に入るとそこまで大きくないが多くの種類がいる水槽がある
「温帯大回遊水槽?」
「日本近海と同じ気候のところの魚ってことだね」
「そんなんわかってるわ」
水槽に反射して何かが写っている
振り返ると…
「昔のポスター?」
そこには昔使われていたであろうポスターがたくさん貼られていた
「なんで貼ってあるの?」
「俺にもわからんよ」
そんな言葉を交わしながら奥へ奥へと入っていく
「テッポウウオの射撃ショーだってよ、中野さん」
「テッポウウオって本当に撃つんだ!」
中野は子供みたいにキラキラした目をしている。
「じゃないとテッポウウオなんて言わないでしょ」
中野がショーの時間を確認する
「もうそろそろ始まるんじゃない?」
水族館の館員がくる。
「始まるならまた行こうか」
ショーが始まる。
テッポウウオは定規で引いたようにまっすぐな射撃を見せる
「すごいな」
おもわず溢れた。
射撃は迷いなく、一直線だった。
俺もあんなふうにできるだろうか。




