業務用ラムネ
今回非常に多くの設定が出てきますし、新潟の地名が頻出しますが、現実の新潟県と関係ない設定ばっかりで、校名と北中高等学院の全寮制くらいしか今後出ないのでのでふーんくらいで聞き流してもらって大丈夫です。
「アキラ、あのさ」
「何?」
「今日ってアキラの誕生日だよね。」
「…………確かに」
「覚えてないのかい!」
「だって中野が毎日過去問演習やらせてくるじゃん!」
「じゃあ宮創附属受からなくていいんですか?」
「そうじゃなくて!!」
「………ってか去年祝われてないけど。」
「………………………模試の返却日だったじゃん?」
「美咲さん?」
「って言ってるけどあんた私の誕生日何もしてなくない?7月24日!」
「………去年は」「いや今年も!!」
「水族館。連れ出しただろ。」
「え?…………あ。あれ21じゃね?」
「3日間ぶっ続けで勉強して頭おかしくなってたからわかってないかも知んないけど24日だぞ。」
「…………………」
「そんな話はどうでもいいんだよ!で、何くれるんですか?」
「過去問⭐︎」
「本当だったらどうなるか。わかるよね?美咲さん?」
「流石に嘘。これ、業務用ラムネ。」
「業務用ラムネ!?は?」
「食べ物とかの方がいいかなって思ったんだけど、そういえば糖分って勉強するときにいいって言ってたなって思って。」
「だとしてもさ、業務用ラムネ!?」
「そうだけど?」
「……………?(理解不能)」
「これで勉強頑張ってねってことで。」
「わかった(諦め)」
「で、模試の結果、どうだった?」
「新台三教科60.8。」「え?まじで?」
「うん。ホント」
「練習の成果でてんじゃんー♩」
「お前は?」「67.8」
「スゥゥゥゥ(アンガーマネジメント)そうか(成功)」
「怒らなくなったね。」
「キレても仕方ないじゃん?それに俺も上がってるから。」
「フフッ。成長したね。」「何が?」
「なんでも」「なんだそれ。」
机の上に過去問を置きながら、そんな問答を繰り返す。
「もう一回、気合い入れ直すために、宮創附属、調べたら?」
「どう言うこと?」
「志望校調べるとこんなところに行くんだ〜って高校生活を想像してやる気出ない?」
「あ〜はいはい。」
「だから、調べたいたら?って話。」
「確かに。」
ネットで来たから順に調べていく。
「宮本大学北中高等学院、偏差値74の全寮制学校」
「北中・高じゃなくて、それ北中って地名だからね。」
「地名なの!?へ?」
「秋田方面の特急だいたい止まるよ、北中駅」
「駅あるの!?」
「高速道路もICあるし」
「めっちゃ重要じゃん。」
「そうだね。」
「行ってみようかな。北中駅。」
「やめとけ。絶対。」
「なんで!?実際に高校まで行った方がなるか出るじゃん!」
「特急で1時間弱かかる」
「…………まじ?」
「しかも長岡駅からだからここからだともっと。」
「やめとく。」「賢明」
「次!創英三条高校。創英大学の附属の三条にある、男子校?」
「うん。そこは私は入れない。」
「もしかして女子校も?」
「あるよ?創英大学附属女子高校」
「7校ある!って思ってたけど実質6校か…」
「そうだね。」
「でも女子も6校だしな」
「いや、この後の宮本大学附属高等学院も男子校」
「じゃあ、もしかして」
「女子は5校」
「まじかい。大変だね。」
「次!宮本実業高校!」
「そういえば宮本大の系列校って調べてると中学以下ないけど何で?」
「中受ってさ、どれくらいから始めるか知ってる?」
「小学5〜6年?」
「3、4年。早ければ2年生の頃から」
「は?まじで?」
「私は小2から入れられた。」
「頭おかしいじゃん!」
「そうでしょ。だから中学は作らないの。」
「………?」
「小学校の頃から遊ぶ機会を潰して勉強させるべきじゃない。だからその原因となる中学は作らないの。」
「へぇ。」
「私は親元から抜け出してきたんだけどね。」
「スゥゥゥゥ(気まずい)」
「次調べないの?」
「調べるよ。」
そんなこんなで6校調べた。その後にふと見上げたタワーは鮮明に見えた気がした。




