下剋上
とうとう12月になってしまい、期限も残りわずかとなった。
そして、この市内模試が今年最後の模試である
「絶対抜かしてやるからな、覚悟しとけ!」
「期待してますね」
鷹宮は相変わらずだった
そして鷹宮と別れてテスト会場に入った
テストが始まる1分前。
「絶対抜かしてやる」
そんな小言を呟き、テストが始まった。
問題がすらすら解ける
教えてもらったパターンが出ている
前は解けなかった数学の最後の問題が解けた
気づけばほとんどの教科で15分ほど余っていた。
答案を見直す
(やばっ間違えてた)
でもまだ書き直せる
そして俺は答案を提出した
テスト結果が返ってきた。
そしてなぜか鷹宮と一緒に見ることになった。
鷹宮は偏差値70.2だったようだ
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国語 72
数学 72
英語 70
理科 69
社会 68
三科 72
総合 70.7
「しゃあ!…やっと勝った」
鷹宮は一瞬目を逸らしたが
「…おめでとうございます」
と言った
「よかったね、偏差値70乗って」
「鷹宮もっと悔しがってくれないかな?俺やっと勝ったんだぞ!」
「あなたには最初から期待してたので」
「なんかムカつく!」
「景品のデ◯ズニーのペアチケットですよ」
「あー弄ばれてる気がする!」
「まあまあ。あんたが勝ったんだからいいじゃない」
「そうだけどさぁ」
「とにかく偏差値70越えたんだから創英大付属も夢じゃないよ」
「よっしゃ」
「でもやっと他の受験生に追いついたってだけだからね」
「気を抜いてると一気に落ちるよ」
「わかりましたー」
タワーの麓まできた気がする
だけど見上げた先は、まだ遠くて、気が遠くなるほど高かった。




