64/69
色
しょうもない一枚になりました。
すれ違いの純情を青だとすれば、皮肉のベールは赤かもしれない。
末梢神経の上座は紫かもしれない。そう考えると、小さなベルは銀色で、色にはいろんな色がある。
アンミカは白は二百色あると言った。
それは確かに頷ける。
小説家ならそれを文字で表せ、と言われるだろう。
白、純白、アイボリー、象牙色、コーンスターチ色、小麦粉色、メリケン粉色、パン粉色。ここまでは料理を思い浮かべながら書いている。
白はグレーも白に入るのだろうか。限りなく白に近いグレー。誰かの小説のタイトルみたいだ。誰かと言わず、村上龍と言おう。(了)
ありがとうございました。




